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2016年10月3日月曜日

血の明法戦というには

【No.89 2016/10/1 法政大学 2-10 明治大  神宮球場 (2016東京六大学秋季リーグ戦)】
【No.90 2016/10/1 東京大 2-4 早稲田大学 神宮球場 (2016東京六大学秋季リーグ戦)】
【No.91 2016/10/2 早稲田大学 4-0 東京大 神宮球場 (2016東京六大学秋季リーグ戦)】
【No.92 2016/10/2 明治大 8-4 法政大学 神宮球場 (2016東京六大学秋季リーグ戦)】
かつては激しい優勝争いしていたなどから“血の明法戦”と呼ばれたカードも今季は寂しく終わった。
「先発投手が打ち込まれるもあとを任せられる投手がいない」という今季の“パターン”で法政があっさり連敗。東大に勝ち星どころか勝ち点を献上するのも心配される状況。
大学ジャパンの大西千 (2 阪南大) は打撃不振で1番から7番に降格。早稲田戦で7打数7安打の中山 (2 履正社) は15打数ノーヒットでついにスタメン落ち。明るい材料は主砲・金子(4 日大三)の復帰くらいか。
明治は先発の柳((4 横浜) 、星 (4 宇都宮工) の出来もよいとは言えず、それをフォローしなければならない水野、斎藤らのリリーフ陣も不調だが、打力で勝ちぬけた。2回戦では 川口 (4 國學院久我山)が2打席連続ホームラン。
早稲田は1回戦、代打・宮台の同点あるいは逆転かという三塁線の当たりを木田 (4 成章)がつかみとり4-2で勝利。2回戦は東大のルーキー山下大 (1 豊田西)  の立ち上がりの悪さと守備のまずさにも助けられて初回に3点を先制。竹内 (4 松阪) が四死球1の安定感のある投球で3安打完封。
 東大の山下大は2014年夏の愛知県大会で準決勝まで残った実績の持ち主。この日は初登板で固さがあったが、右バッターのインコースのストレートとか外に変化するシュート系のボールはなかなか。
土曜はウインドブレーカーを持ってこなかったことを後悔するような寒さ。一転、日曜日はうちわが恋しくなるような暑さだった。こうして秋が深まっていく。