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2018年3月26日月曜日

桜の国立でワセダ

【No.7 2018/3/25 早稲田大 12-5 一橋大 (一橋大グランド) オープン戦】
 桜の季節。国立にワセダがやってきた。
 武蔵引田の野球偏差値vs勉強偏差値格差対決、武蔵小杉の全力疾走のエネオスなどのカードもが観戦の候補で前夜になっても行き先を決めかねていた。大学通りの桜を愛でながら一橋大のグランドに行こう。
 二軍戦は、初めてのベンチ入りを目指す部員、初めて伝統のWASEDAのユニホーム着る部員、故障からの復活を期す部員、“これからの人たち”のアピールの場。
 故障復活組の金子銀佑(2年 早稲田実)は3番・ショート。第2打席で右中間にホームランを放つなど3打数3安打2打点、1番・DHの瀧澤虎太朗(2年 山梨学院)は3打数1安打2四球。ノックから軽快な動きを見せていた金子は、打席ではセンターから右に力強い打球を飛ばした。瀧澤は低めの変化球の対応に苦しむも最終打席に左投手からセンターへゴロで抜けるヒット。
 森西寛明(3年 津山)は第1打席でセンターへの犠牲フライで打点をあげ、エンタイトルツーベースなど2安打。岡山の県立進学校という親近感を感じる出自なので応援にも力が入る。
 投手は前半から1イニング刻みでの継投。短いイニングでどこまで持ち味をアピール出来たか。
 捕手からの牽制で3つのアウト。“これからの人たち”には課題も多いが、神宮で満開の花を咲かせて欲しいものだ。

 
 

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2018年3月25日日曜日

川端スポニチ王者から3回6K

【No.6 2018/3/24 立教大 1-3 Honda 立教新座グランド オープン戦】
 立教のルーキー川端健斗(秀岳館)が先日の東京スポニチ大会で優勝したHondaから3イニングで6つの三振を奪う快投。
 初回、1番・木浪(亜細亜大)に粘られて四球。続くバッターの初球スチールを藤野が刺す。2番・鈴木(國學院大)にレフト線にツーベース。3番・井上(日本大)は外のストレートで見逃し三振。4番・佐藤(立教大)をカーブでセカンドゴロ<動画参照>。
 2回、先頭の5番・山本瑛(慶應義塾大)を四球で出すが、6番・川戸(日本大)をスライダーで空振り三振、7番・松田(中央大)をストレートで見逃し三振<動画参照>。このイニング最後のアウトが牽制でとってみせた。
 3回、8番・篠塚(青山学院大)を空振り三振。9番・山崎(関西学院大)にはライト前にしぶとく落とされる。1番・木浪には1打席と同じく粘られるが、今度は141km/hのストレートで空振り三振。第1打席にツーベースを打たれた2番・鈴木をお返しの空振り三振<動画参照>。もう少し見ていたかったがこの回で降板。
 3回を投げ、被安打2。奪った三振は6つ。右のグラブを斜めに高く上げ、大きなテークバックから叩きてくるようなストレートは縦の角度があり、スピンがかかって質もいい。バッターの腕が伸びないコースにコントロールされるのでベンチ方向に飛ぶ振り遅れのファウルも多かった。カーブの緩急、見極めの難しいスライダーのゆさぶりもいい。正確にはまだ高校生の左腕が強豪社会人チームを手玉にとった。入学早々、セントポール投手陣の軸になりそうな予感。

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2018年3月20日火曜日

早同定期戦は大阪桐蔭まつり

【No.5  2018/3/18 早稲田大 1-3 同志社大 (安部球場) 第5回早稲田同志社定期戦】
 両校の大阪桐蔭OBが目立つ早稲田同志社定期戦であった。
 2014年の夏の甲子園優勝投手で同志社の大黒柱に成長した福島孝輔(4年)。リーグ通算16勝のサイドスローは初回に1点失うが、その後立ち直る。スライダー、チェンジアップ、シンカーを駆使した投球で被安打5の完投勝利。9回には先頭バッターとしてツーベース。バントで三塁に進んで浅めのレフトフライでタッチアップからダメ押しのホームイン。バッティングも走塁も野手顔負けのセンス。
中田翔、平田良介など大阪桐蔭フルスイングのDNAを持つ吉澤一翔(2年)。3番・ファーストは2年目ながらワセダの主軸を期待される。初回にレフトオーバーのツーベース、9回の第4打席でもレフト前ヒットと高校の先輩、福島を打ち込んだ。初球からフルスイングスイングしていく姿は見ていて気持ちいい。
 早稲田の大阪桐蔭ルーキーバッテリー。5番・キャッチャーで出場した岩本久重は1.98秒の盗塁刺で強肩をアピール、“精密機械”徳山壮磨も9回に登板。

 



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2018年3月13日火曜日

神宮Bohemian

【No.3 2018/3/12 日立製作所 4-2 日本製紙石巻 神宮球場 (JABA東京スポニチ大会)】
【No.4 2018/3/12 東京ガス 6-1 日本新薬 神宮球場 (JABA東京スポニチ大会)】
 とにかく寒い。「定位置」を手放して、日なたを求めてあちこちに移動。今年最初の神宮は移動型民族、放浪者、Bohemianな観戦となった。
 いつもの顔なじみの方々と「今シーズンもよろしくお願いします」とごあいさつ。この頃はまだ安住の地には日が差していて、少し寒いがまあ観戦に支障のないレベル。しかし、バックネット裏2階席の屋根が作る影が伸びてきて席をすっぽり覆うようになるともういけない。足もとからじわじわとプールに入っていくような冷たさが上半身に向かって上がってくる。風なんか吹かれたら耐寒指数のメーターが振りきれんばかりに上がる。耐えられん。1試合目の5回終了の“トンボタイム”を待って、前の日なたの部分に移動。後ろから太陽を浴びて体が温まる。体感温度は5℃以上違うだろう。油断するとまぶたが落ちてきそう。葛城ユキは「しあわせもとめちゃいけないでしょうか」と歌っているが僕が求めたのはお日さまのあたたかさだ。
 しかし、ここも安住の地とはいかず忍び寄り寒気の影から左への右へと逃げ惑う。周りにもBohemianな方たちがタイミングをみて同じように移動している。少し離れたり近づいたりしていた人と隣の席になって、「やっぱり寒いもんねえ」と日和った自分たちを慰め合う。
 甲子園全試合観戦のマニアな方々やスカウトさんなどはセンバツ前にかっこうのトレーニングになるらしい。試合開始が9時の3試合観戦はセンバツのシュミレーションにはぴったりだ。六大学リーグ戦の2試合観戦が定番の僕は予定通りの2試合を「完投」いや「寒投」。16時前に上がらせてもらった。

 

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2018年3月12日月曜日

140kmのキャッチボール

 【No.2 2018/3/10 亜細亜大 6-5 立命館大 日の出グランド オープン戦】
 キャッチボールというより投球といった方がふさわしい140キロ超のボールに背番号1がタツミだということを確信した。
 立命館大の辰己 涼介は50メートル5秒7、遠投120メートルの身体能力の高さを誇る今年のドラフト候補。
 亜細亜大学とのオープン戦で3番・センターで出場。6回にセンターオーバーのホームラン、7回にライト前ヒットで5打数2安打。
 8回にはキャッチボールでみせた強肩が光る。センター前をヒットを素早くつかんで本塁へ“投球”。ホームベースやや左にコントロールしたノーバンドの140キロ超のボールでランナーを刺した。



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