ページ

2016年6月27日月曜日

梅雨の晴れ間 東大球場に

 
【No.50 東京大 4-2 神奈川大 東大球場】
梅雨の晴れ間、東大球場へ。
本来はこの日は国公立戦の決勝の日。しかしながら東大はまさかの初戦負け。
国公立戦とは東京の国公立大学によるトーナメント大会。東大はリーグ戦の主力を外したチーム編成で臨むがこのカテゴリーでは力が抜けているのだが。
いわゆるB戦。ともに1、2年生中心のチーム。東大としては国公立戦の決勝で対戦するチームより強いであろう神奈川大のBチームと対戦出来たのはむしろ良かったかも知れない。
東大は初回に3番・磯野(2年 時習館)のタイムリーツーベースなどで3点先制。
竹中(2年 修道)-有坂(2年 城北)のリレーで8回まで神奈川大を1安打無失点に抑えた。
竹中は低めにストレートがびしびし決まり、空振りをとっていた。4イニングで5奪三振で被安打1。四球も一つと安定していた。春は3試合で防御率13.50という成績だったが、今日のようなと投球が出来れば秋のリーグ戦では大事な場面で使われることも多くなるかも知れない。
野手では4番ライトの齋藤柊(2年 桐朋)の攻守に力強いプレーが印象に残った。
この試合で今季の観戦はちょうど50試合。

2016年6月18日土曜日

予想も出来なかった大学選手権

ユーロにプライベートな時間のかなりを費やしているので、大学選手権を振り返るのが遅くなってしまった。
今年は準々決勝から決勝までの5試合を観戦。
大会前に勝手に頭の中でやぐらに線を引いた組み合わせでは、
第1試合 亜細亜大-桐蔭横浜大
第2試合 明治大-?
第3試合 立命館大-?
第4試合 上武大-日本体育大
のはずだった。東都、六大学、首都の代表が地方リーグの挑戦を受けるという構図。
しかしながら予想とまったく違う組み合わせとなり、正直、積極的に観たい気持ちではなかった。
まあ、これはこれで新鮮、と思うことにして神宮へ。
第1試合。亜細亜が完全な力負けで完敗。中京学院大はドラフト上位候補の吉川 尚輝以外にも好選手がいますね。
第2試合。うーん、明治はこのチームに負けたのかあ.....。
第3試合。東海大北海道のバッターが四球のときに打席の両手で丁寧にバットを置いていく姿が印象に残った。バットを投げるとか叩きつける選手も珍しくないのでとても好感を持った。中央学院大の小柄な二遊間(成田-竹村)がファインプレーを連発。
第4試合。好選手のそろう上武が初回に3点をとって、圧倒すると思ったが、2回以降打線が沈黙。9回に逆転を許してしまう。これで目が覚めたのか3連打でサヨナラ。

準決勝。
第1試合。準々決勝のタイブレークでのサヨナラホームランの勢いの残る奈良学園大が試合の主導権を握るが、エース栁川を投入して反撃を絶った中京学院大が逆転勝ち。注目の吉川は奈良学園のエース鈴木の力強い外のストレートに苦しんだ。初回にタイムリーツーベースを打ったストレートは苦し紛れのインコース。他の打席は振り負けている場面が少なくなかった。トップがきちんと作れないのでスイングを弱くなることもある。
第2試合。エース寺沢星耶が初回から打ちこまれた上武大がいいところなく敗退。またも決勝に進出出来なかったが、ベスト4は3季連続。力があるということだ。
決勝。 中京学院大が連投の田辺を中盤までつかまえて5-1とセフティリード。栁川が打たれながらも要所を粘って完投。5-2で中京学院大が初優勝。

【No.43 2016/6/9 中京学院大 5-1 亜細亜大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準々決勝】
【No.44 2016/6/9 奈良学園大 7×-3 関西国際大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準々決勝】
【No.45 2016/6/9 中央学院大 4-1 東海大北海道  神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準々決勝】
【No.46 2016/6/9 上武大 5×-4 東北福祉大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準々決勝】
【No.47 2016/6/11 中京学院大 5-4 奈良学園大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準決勝】
【No.48 2016/6/11 中央学院大 5-1 上武大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準決勝】
【No.49 2016/6/12 中京学院大 5-2 中央学院大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・決勝】

2016年6月3日金曜日

ルーズベルト・ゲームのような

【NO.42  2016/6/5 鷺宮製作所 0-2 東京ガス 第87回 都市対抗 東京2次予選 第三代表決定戦】
都市対抗の東京の第三代表決定戦は、小説、ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」のモデルにもなった鷺宮製作所と東京ガスの対戦。
第三代表決定戦という都市対抗出場最後のイスを争うというのは、小説、ドラマの予選敗者復活戦決勝戦と同じシチュエーション。
東都の一部二部の入れ替え戦などと同じように、勝敗や順位以外のものがかかっている試合の独特の緊張感が好きだ、と言ったら残酷か。
初回、東京ガスが4番・黒田雅和(広陵-関西大)のタイムリーで先制。
鷺宮は、東京ガスの先発ドラフト上位候補、山岡泰輔(瀬戸内)から毎回ヒットを打つが得点出来ない。ピンチには外野手のファインプレーも出て追加点を許さない。
7回、好投の西村純季(遠軽-桐蔭横浜大学)が山内佑規(桐蔭学園-明治大)に初球をレフトスタンドへ運ばれる。前の回に二、三塁のピンチを連続三振で切り抜けたところで力を使いきってしまったかなあ。
主将の援護の一発に力を得た山岡は8、9回は少しギアを上げて完封。本調子ではなかったが、ここ一番のスライダーはバントも難しいくらいのキレだった。