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2016年6月3日金曜日

ルーズベルト・ゲームのような

【NO.42  2016/6/5 鷺宮製作所 0-2 東京ガス 第87回 都市対抗 東京2次予選 第三代表決定戦】
都市対抗の東京の第三代表決定戦は、小説、ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」のモデルにもなった鷺宮製作所と東京ガスの対戦。
第三代表決定戦という都市対抗出場最後のイスを争うというのは、小説、ドラマの予選敗者復活戦決勝戦と同じシチュエーション。
東都の一部二部の入れ替え戦などと同じように、勝敗や順位以外のものがかかっている試合の独特の緊張感が好きだ、と言ったら残酷か。
初回、東京ガスが4番・黒田雅和(広陵-関西大)のタイムリーで先制。
鷺宮は、東京ガスの先発ドラフト上位候補、山岡泰輔(瀬戸内)から毎回ヒットを打つが得点出来ない。ピンチには外野手のファインプレーも出て追加点を許さない。
7回、好投の西村純季(遠軽-桐蔭横浜大学)が山内佑規(桐蔭学園-明治大)に初球をレフトスタンドへ運ばれる。前の回に二、三塁のピンチを連続三振で切り抜けたところで力を使いきってしまったかなあ。
主将の援護の一発に力を得た山岡は8、9回は少しギアを上げて完封。本調子ではなかったが、ここ一番のスライダーはバントも難しいくらいのキレだった。