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2016年4月25日月曜日

投手戦はやっぱり一発

【NO.021 4/23(土)東京六大学2016春季リーグ戦 明治大 10-0 慶應義塾大】
【NO.022 4/23(土)東京六大学2016春季リーグ戦 立教大 1-0 早稲田大】
早稲田 竹内 (4 松阪) 、立教 田村 (4 報徳学園) の投手戦は前の打席でリーグ戦初安打を打ったばかりの大東 (3 長良) のホームランで決着。
コントロールに苦しんで自滅するパターンの多い竹内。この試合はストライクが先行。四球も一つ。打たせてとる安定感のある投球だった。
立教の田村 (4 報徳学園) は140キロ台後半のストレートのキレが素晴らしく。コースの甘さは関係ないレベル。ストレートでどんどん追い込んで、スライダーでしとめるというパターン。
9回、ノーアウト二塁のピンチではバントの小飛球をダイビングキャッチでダブルプレーに。勝利もつかみとった。
ワセダ打線はこの試合で9三振。開幕戦で東大の宮台に13個の三振を奪われたことにフォーカスされたが、2回戦も4投手から11三振。立教の1回戦も軟投の澤田から6三振。4試合で39三振は多すぎないか。
第1試合。慶應は4回ノーアウト満塁の場面のセカンドフライの落球からガタガタ。
明治の佐野恵 (4 広陵) のホームランはライト中段。
明治の水野は初先発で完封。
<MEMO>
佐藤優太(明治大) 7秒90-ライトツーベース
小原和樹 (慶應義塾大) 1年春リーグ戦初安打 センター前 投手・水野
水野匡貴(明治大)初先発完封 被安打4 7奪三振 

田村伊知郎(立教大) 149km/h
佐藤竜彦(立教大) 4秒21-ショートゴロ
大東孝輔(立教大) リーグ戦初安打 投手・竹内 

大東孝輔(立教大) リーグ戦初本塁打 投手・竹内
八木健太郎 (早稲田大)4秒25-ショート内野安打 

柳16kも危うく

8回まで自己最多の16個の三振を奪った柳が危うく負け投手になるところだった。
見逃しが1つであとの15は空振り。三者連続が2度。ストレート、カーブ、フォーク、カットボール、チェンジアップ、最後しとめたボールもバリエーションに富んでいて柳らしかった。ストレートの最速は144km/h。
慶應は4回に須藤 (4 創志学園) のタイムリーツーベースで1点をとる。
7回にも内野安打2本とフィルダースチョイスでノーアウト満塁の突き放すチャンス。しかし、ここで走塁ミス。ライト前のテキサス安打がライトゴロに。三塁ランナーがハーフウエイではなく、タッチアップしていたのだ。9回に同点に追いつかれた場面は加藤拓 (4 慶應) がセカンドの牽制を暴投。ランナーに三塁に進まれ、直後に犠牲フライ。
第1試合は早稲田のエース、大竹 (3 済々黌) が2本のホームランを打たれるなどノックアウトされた。タイムリーツーベースも打たれたボールはいずれもカウントをとる90キロ台のカーブ。入り方に工夫が必要かもしれない。全体的にボールが高く大竹のよさが出ていなかった。降板するときのスタンドからの拍手には、震災で野球どころでない彼への励ましの気持ちが込められていた。

【NO.019 4/23(土)東京六大学2016春季リーグ戦 早稲田大 4-2 立教大】
【NO.020 4/23(土)東京六大学2016春季リーグ戦 明治大 1-1 慶應義塾大(延長12回)】

2016年4月18日月曜日

猛風 ノーゲーム

【NO.018 4/17(日)東京六大学2016春季リーグ戦 立教大 4-2 法政大(降雨ノーゲーム】
風速28m近い台風のような強い風と雨で試合はノーゲームとなった。
初回、法政が3番・川口 (2 横浜) のフェンス直撃のツーベースで1点先制。強風で打球が一伸び、二伸び。今日はこんな長打が多くなるよなあ。
立教が3回に佐藤拓 (4 浦和学院) 、笠松 (3 大阪桐蔭) の2本のツーランで4-1と逆転。2本とも風がなければフェンスを越えることはなかったであろう。笠松は狙って打ったかな。
雨脚が強くなってきて、4回裏、法政の攻撃が終わったところで中断。
外野の旗はちぎれんばかりに揺れる。電光掲示板の表示も文字の一部が欠けたりしていたが、電気系統に不具合があったのだろうか?
約1時間の中断ののち、13時過ぎに球審・上野が「ノーゲーム」のコール。
<MEMO>
大西千洋(法政大) 3秒77-ファースト内野安打
田中和基(立教大)3秒93-ショートゴロ、3秒93-ショートゴロ
田村伊知郎(立教大) 148km/h

2016年4月16日土曜日

宮台、今日もサヨナラに泣く

 【NO.016 4/16(土)東京六大学2016春季リーグ戦 東京大 0-1× 明治大】
 
 【NO.017 4/16(土)東京六大学2016春季リーグ戦 法政大 4-5× 立教大】
東京2016春季リーグ戦の第2週は熊本地震で被害にあわれた方々への黙とうから始まった。これ以上の被害がないこと、一刻も早く皆さんに平穏な日が戻ることを祈るばかりだ。
第1試合は東大の宮台(3 湘南) 、明治の柳(4 横浜)の投手戦。
第1週の早稲田1回戦で13個の三振を奪った宮台。甲子園エリートのそろう明治にひるむどころか、見下ろして投げている感じすらした。三振は4にとどまったが、クロスファイヤーのストレートでぐしゃっと詰まらせた内野フライを打たせたり、ボールには力があった。柳も緩急をうまく使った投球で東大打線につけ入るすきを与えず。最終回の「スクイズの攻防」で決着がついた。
9回表。東大の先頭バッター桐生 (4 西) がレフトのフェンス直撃のツーベース。送りバントでワンアウト三塁。ここで東大はキャプテンの山本克 (4 聖光学院) に代えて、代打に下雅意 (4 甲陽学院) を送る。スクイズの臭い。初球をスクイズした打球は小飛球。ホームベースに手を伸ばせば届きそうなところまで迫っていた桐生は帰ることが出来ず、ダブルプレー。
その裏、明治も先頭の佐野恵 (4 広陵) の左中間ツーベース。こちらも送って、ワンアウト三塁。バッターは投手の柳。初球を打っていってファウル。スクイズではないのか? 2球ボールでカウント2-1になってから柳がサード前に絶妙のサヨナラスクイズ。好投の宮台は2戦連続のサヨナラ負け。
第2試合は「どちらの投手が先に打ちこまれてマウンドを降りるか」という第1試合とは別の意味でのスリリングな試合。
立教の澤田圭  (4 大阪桐蔭) は初回から3本のヒットを打たれ1失点。法政の玉熊 (4 北海) も4回に4本のヒットを集められ1-2と逆転を許す。7回に立教がスクイズで3-1とリードを広げ、澤田の粘り投球で最終回。柴田 (4 東邦) にレフトフェンス直撃のツーベース、金子凌 (4 日大三) タイムリーで1点差。小林 (2 中京大中京) のセカンドゴロはゲッツーコース。4-6-3。送球が低く、一塁セーフ。だけかと思っていたらセカンドもセーフでランナーは三塁へ。尚も盗塁で二、三塁。清水二 (3 中京大中京) のセンター前のタイムリーで4-3と法政が逆転する。
しかし、法政は上條 (2 市立川越) 、谷川 (4 高松商) がストライクをとるのに苦しむ。上條がワイルドピッチで同点を許し、谷川がサヨナラの押し出し四球。何ともしまらない幕切れ。
<MEMO>

宮台康平(東京大) 143km/h
逢澤峻介(明治大) 3秒81-セカンドゴロ、3秒75-セカンド内野安打

大西千洋(法政大) 3秒87-投ゴロ髙田涼太(立教大) 1秒99-二塁盗塁刺
熊谷敬宥(立教大) 4秒06-送りバント
田中和基(立教大) 11秒77-左中間スリーベース
写真は好投した東大 宮台。



2016年4月11日月曜日

立教の新座グランドが人工芝に

六大学リーグの開幕前週は、武蔵小杉、新座へ。法政と立教のオープン戦を観て、"グランドスラム"達成。
シーズン前に六大学のすべてのグランドでオープン戦を観ることを、勝手に、"グランドスラム"と呼んでいる。春季、秋季ともにオープン戦の期間の1か月に週末を利用してすべてのグランドを回るのは意外と難しく、雨天中止などで5校で終わるパターンが多い。
この春は明治-東大-早稲田-慶應-法政-立教と予定通りに6大学すべてを回ることが出来た。
スケジュールを立てる上で難しいのが東大と立教。ともに遠征でのオープン戦が多い。
立教は人工芝対策のためかA軍が遠征し、B軍がホームという変則的な形でオープン戦が組まれてきた。先日、待望の全面人口芝グランドの工事が完了。この夏からホームでのオープン戦が増えるのではないだろか。オープン戦をホームで出来ることはコンディショニングなどのメリットも大きい。部員たちも喜んでいるはず。ネット裏の観客席も新調されたのは観戦するものにもうれしいことだ。
法政は熊谷、立教は澤田が社会人相手に打ちこまれていた。エース格の二人が調子を上げてこないと厳しいシーズンになりそう。

【NO.010 4/2(土)オープン戦 法政大 2-5 Honda】
川口 凌(法政大) 4安打 3方向に打ち分ける 外の変化球への対応も素晴らしい。
宇草 孔基(法政大)はノックではファースト
真砂将広(Honda) 1秒99
 【NO.011 4/3(日)オープン戦 立教大 6-7  東芝】



2016年4月4日月曜日

3/27 社会人対抗2日目(メモのみ)

【NO.008  2016/3/27 法政大 5-4 新日鐵住金かずさマジック 神宮球場 2016東京六大学-社会人対抗戦】
 大西千洋(法政大) 7秒56(二塁打) 3秒85(セカンドゴロ) 3秒81(セカンドゴロ)
川口凌(法政大) カーブ狙ってセンター前ヒット
舩曳 海(天理) センターの守備で出場
中村浩人(法政大) セカンド送球 1秒83 盗塁刺数 1
小泉健(かずさマジック) 3本の二塁打 広角に打ち分ける

【NO.009  2016/3/27 慶應義塾大 6-5 セガサミー 神宮球場 2016東京六大学-社会人対抗戦】
柳町 (1 慶應)  髙橋佑 (1 川越東)  宮田 (1 慶應)  郡司 (1 仙台育英) の4人の新人が出場。
郡司は代打でセカンドファウルフライ。 髙橋佑はストレートは130キロ前半
慶應にエネオスばりの全力疾走が浸透
原田匠(3 慶應) 2イニング2奪三振 最速141km/hもボールに力がある。細かいコントロールはない。鈴木哲みたい?
 澤良木(セガサミー)がライトへ大ホームラン。