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2016年10月28日金曜日

タクヤ涙

【No.99 2016/10/22 立教大 2-3 明治大 神宮球場 2016東京六大学秋季リーグ戦】
【No.100 2016/10/22 東京大 0-8 法政大 神宮球場 2016東京六大学秋季リーグ戦】
【No.101 2016/10/23 明治大 6-2 立教大 神宮球場 2016東京六大学秋季リーグ戦】
今日も神宮。
「タクヤ、泣いてるよ。」
にわかには信じがたく、彼のトレードマークである白いバッティングレガースで“判別”してしまった。
めったに喜怒哀楽を表さない六大学屈指のヒットメーカーが仲間に支えられ涙していた。

立教と明治の1回戦。連勝すれば早慶戦の結果次第で優勝の可能性のある立教。
9回裏ツーアウト、田村 (4 報徳学園) の激走タイムリースリーベースで立教が1点差に迫る。
立教の1番・佐藤拓 (4 浦和学院)  カウント2-2からタイミングを外されながらもミートした打球はレフトへ。前に落ちるかという当たりは無情にもレフトのグローブへ。この瞬間、立教の優勝の可能性が消滅。
最後のバッターになってしまった情けなさ、申し訳なさ、4年間優勝出来なかった悔しさ。2日前の“悲劇への思いもこぼれてしまったのかも知れない。
明治が春秋連覇を決めた翌日の試合。9回ツーアウトから19打席ぶりのヒット(リーグ通算103本)で意地をみせた。
秋のリーグには4年生のさまざまな思いがつまっている。