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2017年5月20日土曜日

no-no よりもWIN

【No.37 2017/5/20 明治大 3-0 立教大 神宮球場 東京六大学 2017春季リーグ戦】
 明治の先発、森下 暢仁 (2年 大分商)は6回を投げ終えて許した安打は0。no-no(ノーヒットノーラン)に立教打線を抑えていた森下の姿は7回のマウンドにはなかった。7つの四死球を与えるなど3回、6回以外は得点圏にランナーを背負い、決して好投とは言えない内容。今季ここまでの3試合の投球イニングが7回2/3、4 回2/3、6 回1/3ということも考えればスタミナ的な不安もあるのだろう。後をうけた齊藤 大将 (4 桐蔭学園) も早くからブルペンで作っていたので、予定通りだったのではないか。とにかく勝たなければならない明治は最善の方法をとった。no-noよりもWIN(勝利)。
 崖っぷちから一転、優勝が見えた立教には固さがあるように見えた。9回ツーアウトまでno-noに抑えられるほど明治の2投手につけ入る隙がなかったとは思わない。最後に出た意地の2本のヒットを明日につなげられるか。