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2019年5月20日月曜日

明治にマジック1 早稲田・中川卓初マルチ初打点

【No.46 2019/5/19 慶應義塾大 2-4 明治大 神宮球場 東京六大学2019春季リーグ戦】
【No.47 2019/5/19 法政大 3-5  早稲田大 神宮球場 東京六大学2019春季リーグ戦】
 首位攻防の慶明戦。2回に3安打したのみ、そのうちの1本がピッチャーによる満塁ホームランという明治が連勝で勝ち点をとった。これで平成28年秋以来の優勝に王手をかけた。
 慶應の先発は150キロ左腕、佐藤宏樹(3年 大館鳳鳴)。今シーズンここまでの登板はリリーフのみで2イニング投げたのが最長。序盤の失点を防いだ上で継投でしのぎクローザーの高橋亮(慶應湘南藤沢)につなぐというプランだったのだろう。確かにこのプランは9割方成功した。5人の投手でつないだ8/9は明治打線をノーヒットに抑えた。
 唯一、ヒットを打たれた2回裏。佐藤はワンアウトから明治の5番・喜多(4 年 広陵)にレフトオーバーのツーベース、6番・松下(3 九州学院)にサード内野安打されて一、二塁。
ツーアウトとなったところで打率1割台の8番・西野(4年 浦和学院)に四球。続く投手の竹田(2年 履正社)がレフトへホームラン。慶應は最後まで追いつけなかった。
 このカードに通算100安打にリーチをかけて臨んだ慶應の柳町(4 慶應)は7打数ノーヒット2三振。高めのボール球に手を出したり、当てるだけの内野ゴロなど100本安打が足かせになったのか機能しなかったのが痛かった。
 早法戦はルーキー中川卓(1 大阪桐蔭)が大学初長打初打点初マルチ安打の活躍。「正解のない方程式」は今日は今西(3 広陵)が不安定。ワイルドピッチやフォアボールで1つのアウトをとるのにハラハラした。柴田(3 早大学院)、昨日打ち込まれた徳山(2 大阪桐蔭)は盤石。X+Y+Z。0+0+0が最高の形なのだろうがなかなかそうないかないものだ。


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