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2016年7月25日月曜日

3球の天国と地獄

【NO.69 2016/7/24 関東一 3×-2 修徳 神宮球場 第98回全国高等学校野球選手権大会】
NO.70 2016/7/24 二松学舎大付 4-2 江戸川 神宮球場 第98回全国高等学校野球選手権大会】
【NO.71 2016/7/24 東亜学園 15-8 日大豊山 神宮球場 第98回全国高等学校野球選手権大会】
【NO.72 2016/7/24 城東 7-6 帝京 神宮球場 第98回全国高等学校野球選手権大会】
レフトへの大飛球がスタンドに飛び込むのを見送ったあと、隣の友達に「サヨナラでいいんだよね」と確認した。あっと言う間の出来事に頭がついていかなかったのだ。歓喜や落胆より驚きが優り、神宮の時間が一瞬止まった。 修徳が2-1のリードで迎えた9回裏。3回から修徳のエース、飯田 奎太は関東一打線をノーヒットに抑えていた。先頭の3番・米田 克也が0-1から左中間にホームラン。土壇場の同点劇に球場はざわつく。そのざわめきがおさまらない中、4番・佐藤佑が初球をとらえる。打った瞬間わかるホームラン。 この回、たった3球で修徳は地獄を見て、関東一は天国を味わった。天国と地獄のはざまでは時間が止まるようだ。
第2試合。注目は二松学舎大附のエース、大江 竜聖。最速148km/hを記録し、12奪三振。 球場で見るのは昨年秋の早実戦以来。前の壁を意識が強すぎることと頭から突っ込むようなフィニッシュの形が気になった。全体的に柔らかさが損なわれたという印象。左バッターのインコースに投げない(投げられない)のと球数(130球以上)が多いのも相変わらず。あと2試合、スタミナは大丈夫だろうか。
第4試合。帝京と空中戦で打ちあえる都立が出てくる時代になったんだなあ。