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2020年9月20日日曜日

早川17K 明治に快勝

【 NO.57 2020/9/19 明治大 1-7 法政大 神宮球場 2020秋季リーグ戦】

 かつてわが師に「(投手が)三者連続三振は(打者が)ホームランを打つくらい難しい」と聞いたことがある。この言葉に従えば早稲田の先発は早川は3本のホームランを打ったことになる。

 1回表、明治の1番・藤江(4 千葉黎明)を150キロのストレートで空振り三振とって"奪三振ショー"がスタート。3回表に初めての三者三振をとると4回表も2連続三振をとって5連続奪三振。5回表も空振り、空振り、見逃しで3つの三振を奪う。前のイニングにショートフライを打たれていなければリーグ記録(早稲田・大木勝年、慶應・長田秀一郎)の9連続三振に並ぶところだった。8回表には3回目の見逃し、空振り、空振りで三者連続三振。9回表に1点とられるが3番・丸山(3年 前橋育英)を148キロのストレートで三振にとって計17。4番の清水以外の先発メンバー8人から三振を奪い、2回以外の8イニングで三振を奪う快投だった。
 中川、蛭間を欠く打線も初回に4番・岩本(3年 大阪桐蔭)、5番・丸山(3年 広陵)の連続タイムリーツーベースで2点をとって先制。5回裏には2番・吉澤(4年 大阪桐蔭)からの3連打などでダメ押しの4点。6回裏にも3本のヒットでさらに1点。11安打7点と攻撃でも明治を圧倒した。
 この試合から各大学の応援部が復活。外野席の上段という遠い場所ではあったが、応援できなかった春季リーグの分を取り返すような熱い応援で母校を後押し。応援席では応援曲に合わせてタオルをふる人、起立して校歌を歌う人の姿も見られた。応援部と応援の人たちが一体となって応援する日が早く戻ってくるといいな。

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