ページ

2016年8月7日日曜日

明日から夏の甲子園が始まるが

【No.77 2016/8/6 (土) 早稲田大学 1-2 駒澤大学  安部球場  オープン戦】
明日から夏の甲子園が始まるが、個人的には大学野球の夏のオープン戦の時期である。
六大学を中心に大学のグランドを周る。
今日は、安部球場で早稲田と駒澤のオープン戦。
まだオープン戦も序盤であるが、春季リーグで低迷した両校(早稲田は5位、駒澤は東都2部で3位)はベストメンバーで試合に臨んだ。
早稲田は春とは大幅にスタメン、打順を変更。試行錯誤の中で最終的にどういう形に固まるのか。
決して、厚いとは言えない選手層。新戦力の台頭が期待される。
この日は5番DHの尾崎資樹(韮山 3)が2安打と抜擢に応え、期待のルーキー、小藤翼(日大三 1)もスタメンでマスクをかぶり主力投手を落ち着いてリードした。
駒澤では1番センター諸積怜(流通経済大柏 2)が印象に残った。ロッテで活躍した諸積 兼司氏の息子で父譲りの俊足でバットコントロールもうまい。第1打席でセンター前ヒットで出塁。キャッチャーの小藤が投げるのをあきらめる完璧な二盗。第2打席のセフティバントは3秒78、第3打席のセカンドゴロは3秒81。
個人的に一番テンションが上がったのは駒澤のルーキー上野翔太郎(中京大中京)の登板。侍ジャパンU-18代表でも活躍した右腕は7回に2番手としてマウンドに上がり1イニングを被安打0、1四球。整ったきれいなフォームで低めに丁寧に投げていた。ストレートの最速は135km/h。