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2019年7月20日土曜日

Kにご難の

【No.70 2019/7/20 JFE東日本(千葉市) 2-6× 明治安田生命(東京都) 東京ドーム第90回都市対抗野球大会】
 JFE東日本に北崎寛和(コーチ)、須田幸太、土屋遼大、中澤彰太、松本啓二朗(日本製鉄かずさマジックからの補強)。明治安田生命に成島広男(監督)、本田将章(助監督)、北濱峻介、道端俊輔、岸本朋也、木田大貴、大野大樹、佐藤晋甫。両チーム合わせて13名の早稲田OBが所属する同士の対戦は須田投手つぶやくところのさながら早稲田のOB戦。しかし、悪目立ちしてしまったのはライバル慶應の苦しい時代を支えた左腕エースたちだった。
JFE東日本の中林伸陽は0-0の5回に2番手として登板。慶應でリーグ通算20勝を上げた左腕エースは早稲田OBの木田に2点タイムリースリーベースを打たれ、先制を許してしまう。そのままのスコアで進んだ最終回。2-2で追いつかれた明治安田生命のマウンドにリーグ通算10勝の三宮舜。四球でピンチを広げてまさかのサヨナラ満塁ホームランを被弾…。
 もちろんW的なツボに入るシーンもあった。
 まずは試合前の北崎コーチ、本田助監督のWノック。二人とも人に教える立場になったんだよなあ。ノックする姿さまになっている。
 5回裏、センター前ヒットで出塁した中澤が初球から走ってくる。それくらい読んでいたと言うばかりに道端がセカンドベースに低く速い送球で刺す。
 9回表。0-2とビハインドの場面でJFEは須田をマウンドへ。明治安田の先頭の5番・大野がライトへ大きな飛球。この打球をフェンス際で松本がキャッチ。後ろから「けいーじろー」の絶叫の声。振り返るとDeNAのユニフォームの人が。先日の大阪ガス戦では「須田幸太」のユニフォーム、マフラータオルの人たちも見かけた。二人ともファンの人たちに愛されていたんだなあ。
 JEFには勢い、一体感がある。この大会の台風の目になるかも。すでになってるか。

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