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2018年1月13日土曜日

清原二世を出さないためにも

 愛甲猛、野村貴仁、井端弘和、入来佑作の共通点は? 
 野球選手という以外に思いつきにくい4人に共通するのがドーピング違反。MLBの選手ならアレックス・ロドリゲスなどスラスラと名前が出るが、NPBにおける違反選手を口にできる人は少ないはずだ。
 「違反で出られなくなった場合、選手生活への影響が大きく、積極的に検査しようという動きがありませんでした」というNPBにおける検査は尿検査にようやく検査を加えたもの。対象は年間約100人。MLBの約4000人と較べたら検査しているとは言えないレベル。ある選手などは10数年の現役生活で1回しかうけなかったそうだ。ハナから見つける気などないのだ。形だけと言われても仕方ない。いまだに野球は特別だ、野球に限ってそんなことはないというオゴりがある。
 他のオリンピック競技がドーピングに対して厳しい姿勢をとっているのに、野球はユルユル。それで国際化だなんてチャンチャラおかしい。オリンピックの正式種目として定着などムシがよすぎる。
 清原和博の覚せい剤だって、ドーピング検査をもっとシビアに行っていればもっと早く発覚していたかもしれないじゃないか。