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2016年5月2日月曜日

力関係がつかめない

今年の春季リーグ戦は例年以上に各大学の力関係がつかめない。
第3週までに2カードづつ消化。
早稲田は開幕戦で東大に苦しみながらも練習で勝ち点をとるも2カード目の立教には完敗ともいえる2連敗。
慶應は法政を圧倒する内容で2連勝で勝ち点も明治には1勝2敗1分け。エース加藤の投げた2試合は1点を争う延長戦も加藤が先発しない2試合は2ケタ以上の失点で完封されるという極端な試合。
明治は東大に0-1のきわどいサヨナラ勝ちのあと敗戦。慶應からは勝ち点を上げるも加藤は打てなかった。エース柳が好調だが、打線に本当に力があるかどうかは?マーク。
法政は慶應に完敗するも立教の2回戦ノーゲームからの連勝で勝ち点。
立教は法政に勝ち点を許すも早稲田から6季ぶりの勝ち点。
東大は宮台の好投で1週、2週を盛り上げ、明治から勝ち星。残り3カードで勝ち点も期待される。
そういう状況の中での第4週。
土曜日の1回戦、早稲田は先制されるも11安打を打って、逆転勝ち。エース大竹 (3 済々黌) は開幕からの不調が続く。去年のこの時期、高山(明治大-阪神タイガース)のバットをへし折っていたツーシームにキレ、コントロールがないし、フォームとテンポも好調時と違うように思う。打線も2ケタ安打はしたが14三振。5試合で計53三振は1試合平均2ケタ。もっと力のある明治の柳や慶應の加藤と対戦したら何個三振をとられるんだろうといまから心配になってしまう。2回戦は3つの送球ミスで自滅。打てないチームだけに守備のミスは致命的。
法政は不振で1回戦の先発のポジションを失った熊谷 (3 平塚学園) がリリーフで復調の気配。短いイニングなら140km/h台後半のスピードが出るストレートを軸に使える。
東大はエース宮台が慶應との1回戦で12安打5失点と打ちこまれる。宮台に限らず、全体的に息切れ感。慶應はいい時期に東大とあたった。1回戦は中3日のエース加藤が140球の完投勝ち。2回戦は小原大(4 花巻東)ではなく、清水洋 (3 函館ラサール) が先発。東大以外には厳しい。
<MEMO>
岩見雅紀(慶應義塾大) 2打席連続ホームラン(東京大学2回戦)
山本 俊(東京大)146km/h
八木 健太郎(早稲田大) 11秒台後半(右中間スリーベース)
 【NO.023 4/30(土)東京六大学2016春季リーグ戦 法政大 4-5 早稲田大】
【NO.024 4/30(土)東京六大学2016春季リーグ戦 東京大 1-6 慶應義塾大】
【NO.025 5/1(日)東京六大学2016春季リーグ戦 慶應義塾大 9-4 東京大】
【NO.026 5/1(日)東京六大学2016春季リーグ戦 早稲田大 2-7 法政大】