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2021年4月25日日曜日

徳山大不調で早稲田完敗。

【NO.28 2021/4/24 立教大 10-3 早稲田大 神宮球場 東京六大学2021春季リーグ戦】 
 こんなに出来の悪い徳山壮磨(4年 大阪桐蔭)を見るのは入学以来初めて。ストレートの球速は出ないし、コントロールも悪い。初回、1番・道原(3年 広陵)にいきなりライト前ヒットを許し盗塁。2番・井上(3年 佐久長聖)の送りバント、3番・太田(4年 智弁学園)への死球でワンアウト一、三塁。立教の4番山田健太(3年)にタイムリーであっさり先制される。さらに5番・東(4年 福岡大大濠)に左中間への3ランを打たれ0-4。6番・吉岡(3年) 広陵)、7番・宮崎(3年 大阪桐蔭)に連打され、9番・ピッチャーの池田(2年 智弁和歌山)にライト前ヒットを打たれ満塁。打者一巡で1番・道原に押し出し死球で0-5。続投の徳山は3回表にもピッチャーの池田にヒットを許し、ワイルドピッチで0-6。
 早稲田は3回裏に3番・蛭間拓哉(3年 浦和学院)がライトへソロホームランで1-6。
 4回表から登板の2番手の加藤(2年 下妻一)が立教の4番・山田が2ランを打たれて1-8とリードが大きく広がる。  
 早稲田は7回には押し出しの四球などで2点返し、2死満塁で代打にルーキー吉納翼(1年 東邦)。一本出れば一気に追い上げムードが高まる場面も吉納は空振り三振。  
 最終回はサード小西(4年 早稲田実)の送球エラーで失点は10に。その裏、立教の左腕・野口(2年 東海大相模)に三者三振を奪われゲームセット。 
 徳山の不調もあったが、小西のエラー、5つの盗塁を許したバッテリーなど守備が破綻していた。多くの得点を望めないチームだけに守備が乱れてはこういう試合になってしまう。 立教は2本の本塁打だけでなく、好走塁も目立った。象徴的なシーンが5回表。1番・道原、2番・井上が外野の前に落ちるヒットをいずれもツーベースにした。 試合中に翌日から無観客試合にすることがアナウンスされた。


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