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2015年9月22日火曜日

東大勝ち点はならず 明治・高山通算124安打

【NO.85 9/20(日) 東京六大学2015秋季リーグ戦 明治大 4-1 立教大 】
【NO.86 9/20(日) 東京六大学2015秋季リーグ戦 東京大 4-6 法政大
【NO.87 9/21(月) 東京六大学2015秋季リーグ戦 法政大 10-1 東京大
【NO.88 9/21(月) 東京六大学2015秋季リーグ戦 立教大 3-5 明治大
前日、法政に5-2と逆転勝ちした東大。応援席にはいつも以上の熱気、勢いが感じられた。
初回17分間の攻撃時間。1点に終わったのは残念。2回、キャプテン飯田 (4 刈谷)が2点タイムリー。法政をバッテリー(玉熊-中村)ごとノックアウト。4回は 山本克 (3 聖光学院) のファーストミットを弾くライナーのタイムリースリーベースでさらに1点追加。4-1と広がるリードに2002年秋以来26季ぶりの勝ち点の期待が高まる。ところが5回、先発の 山本俊 (3 西春) がつかまる。四球のあと、3連打。球が浮いてきて芯できっちり打たれていて、誰の目にも明らかな「代え時」。浜田監督がベンチから出てきて、交代か、と思われたが。ブルペンから×マーク。リリーフに送りたい投手(白砂)の準備が出来ていなかったのだ。続投の山本俊が 柴田 (3 東邦) に逆転3ラン。ここでこのカードの潮目が変わった。この試合は5回以降ノーヒット。3回戦は10-1の大敗。3回戦をしっかり戦えるチームとしての「体力」がついているわけではないんだなあ。法政は金藤(3 西武台千葉)あたりが中心のなってノック時からいつも以上に声を出して、ハイテンションで東大の勢いをはねかえした。
2回戦をドラフト上位候補、上原健太(4 広陵)の無難な投球でとった明治。3回戦の先発、 柳 (3 横浜) が初回から7連続三振の快投。連盟記録の9連続を期待したが、ピッチャーの小倉に2-0からカウントを取りに行った甘いストレートをあわされてセンターフライ。その後も柳の好投は続き
6回まで被安打1奪三振11。打線も 坂本 (4 履正社) の2ランなど6回まで毎回の10安打で5-0と完全に明治の勝ちゲーム。7回に柳は1点失うがまだまだ明治ペース。それが一変したのが、立教の鈴木 (4 日大三) の大学初ホームラン(2ラン)。リリーフの 星 (3 宇都宮工) はこの勢いに飲み込まれ、2連打を許す。ここは俺しかないでしょ、とばかりに上原がブルペンからダッシュでマウンドへ。上原は 佐藤拓 (3 浦和学院) のバントを三封し、続く 寺田 (4 神戸国際大) を追い込んでからのフォークでゲッツー。ピンチをしのいだ上原は、力みにも感じるような全力投球で最終回も抑えきった。 1回戦で2安打した明治・髙山 (4 日大三) は2回戦でも3安打、3回戦で2安打と通算安打は124まで伸ばした。松下勝美さん(慶應義塾大)の123安打を抜いて、単独3位。2位の堀場秀孝さんの記録にあと1本と迫り、連盟記録の高田繁さんの127安打まであと3本。
写真は東大と法政2回戦の試合前の整列。