【No.19 2017/4/16 立教大 4-2 法政大 神宮球場 東京六大学 2017春季リーグ戦】
“新・浪江の星 ”、立教大の手塚周投手(2年=福島)がリーグ戦初先発で完投勝利。
イニングを重ねるごとに気持ち的にものってきたのか、フォームに躍動感。140キロ前半のストレートにも勢いが増す。 ストレートと同じフォームから繰り出されるチェンジアップ、スプリットなどの変化球に法政の各打者もタイミングが合わない。4回以降はヒットを許さず。9回ツーアウトから小林満平(3年 中京大中京)にホームランを打たれるが、最後は4番・中山 翔太 (3年 履正社) を三振に切ってとり、小さくガッツポーズ。
手塚は福島県双葉郡浪江町の出身。東日本大震災で中学3年のときに福島市に避難。父親と同じ福島高校の野球部に。 父とバッテリーを組んでいたのが聖光学院の斎藤智也監督。斎藤監督の教え子である“元祖 浪江の星”横山貴明(楽天イーグルス)もふるさとの後輩の活躍を刺激に頑張らないとなあ。