【No.008 2017/4/1 早稲田大 6-1 Honda (安部球場 )オープン戦】
先日、球場の友M君に「今年のワセダって野手の顔が見えないよねえ」と言われてしまった。「何を失敬な」と思ったが、そういう僕も野手の名前が半分くらいしか頭に浮かばない。と言うわけで「失敬な」僕は遅まきながら今年のワセダの野手の顔ぶれをを確認すべく(?)安部球場に行ったのである。
試合前にひさびさにネット裏でお会いした大先輩と外に出てお茶を飲んでいたら、不覚にもプレーボールに遅れてしまった。1回裏、ワセダのランナーが塁上をにぎわしているのを見たのはライト後方のネット越し。
カキーン!と快音を残して、右バッターの放った大きな打球が左中間に飛び込む。
「誰ですかねえ?」
「ウトなんとかだったけ?」
「宇都口にしては(体が)大きいようなあ...」
と何ともワセダ音痴な頼りない会話。
この試合の主導権を握る3ランを打ったのは昨年までリーグ戦出場のない織原葵(4年 早稲田実)。新人戦で観たことあるかな? オープン戦? 二軍戦? 織原君、ごめん。
先発の小島和哉(3年 浦和学院)が篠塚ジュニア(宜政)にタイムリーを打たれて1点失った6回。直後に再度突き放す2ランは昨年まではリーグ戦6打数1安打の長谷川寛(4年 仙台育英)。
これまでリーグ戦ではブルペンで過ごす時間の長かった岸本朋也(3年 関大北陽)も同期の小島との息の合ったバッテリーで3月の東京スポニチ大会準優勝のHonda(“大学生用オーダー”ではあったが)を1点に抑えこんだ。
春のシーズンが終わる頃にはM君にもワセダの野手の名前と顔を覚えてもらおう。