【No.26 2019/4/27 法政大 2-5 慶應義塾大 神宮球場 東京六大学2019春季リーグ戦】
【NO.27 2019/4/27 早稲田大 3-7 明治大 神宮球場 東京六大学2019春季リーグ戦】
あのミスがなかったらは敗戦を悔やむ弁だが、あのミスがあってもと言いたくなる慶應の勝ちっぷりだった。
1回表、ショート瀬戸西(3年 慶應)のミスからピンチを広げ先制された慶應。4回表、ワンアウト一塁。ゲッツーコースのゴロをサード柳町(4年 慶應)がそらして一、三塁のピンチ。ここを先発の高橋佑(4年 川越東)が二者連続三振でしのぐ。法政のエース三浦(2年 福大大濠)に1安打に抑えられていた慶應。6回表、先頭の柳町がライト前ヒット(通算91安打)。2番・渡部遼(2年 桐光学園)が柳町の盗塁をアシストするために打席を出たため守備妨害。ワンアウト一塁からやり直し。3番・中村(4年 中京大中京)は進塁を意識したセカンドゴロ。4番・郡司(4年 仙台育英)が三浦の低めのスライダーをライト前に運ぶ同点タイムリー。
7回表、ツーアウト二塁。柳町のライト前へのタイムリーヒット(通算92安打)で勝ち越し。8回表には7番・小原(4年 盛岡三)の3ランでダメを押す。
早稲田は5回まで明治を1安打に抑えていた早川(3年 木更津総合)が6回に4本のヒットを打たれて3失点。1-3と逆転される。7回も続投した早川は8番・西野(4年 浦和学院)、9番・清水頌(4 春日部共栄)に連打され2番・丸山(2年 前橋育英)にレフトオーバーされさらに2失点。ずいぶんひっぱたなあ。6回の時点でボールの質はかなり落ちていたが、バッティングがいいといえない8、9番に連打された段階は交代のデッドラインだった。小宮山監督がわかってないはずはなかったが、代えたくても代えられなかったんだろうな。この場面を故障明けで実戦から離れている今西に託すわけにはいかないし、徳山を出すには早すぎる。早川をエースになるための耐える力をつけさせるためにあえてと考えるのはあまりに好意的な解釈か。
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