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2019年5月19日日曜日

ワセダ4敗で優勝遠のく タツルは足踏み

【NO.44 2019/5/19 早稲田大 0-2 法政大 神宮球場 東京六大学2019春季リーグ戦】
【NO.45 2019/5/19 明治大 5-2  慶應義塾大 神宮球場 東京六大学2019春季リーグ戦】
  継投の失敗のところだけ見て、監督の采配どうのこうの言うのは映画のラストシーンだけ見てその映画を批評するようなものだ。
 6回111球で降板した先発の早川の精神面も含めたスタミナ不足、チャンスで1本出ない打者たちのメンタルも含めたテクニック不足、少ないチャンスに動転したのか判断ミスをした学生コーチの経験不足。早稲田にとって足りないものが多く目立った試合だった。全体的にチーム力が不足しているのだ。継投だけの問題ではない。
 足りないものを自ら認め、それを埋めるために努力する。その姿を見るのは学生野球をみることの大きな魅力だ。〇〇君はずいぶん守備がうまくなったなあ。××君は走塁の意識が変わったなあ。△△君は外の変化球が打てるようになったなあ。人が成長していく姿を喜び、励まされる。なるべく温かく見守ってあげたいものだ。1年生の監督も含めて。
 ともに1敗で迎えた慶明戦は森下が完投、3番・内山の2本のタイムリー長打などで明治が先勝。4-0とリードされた展開でも慶應は7回に下山のタイムリー、8回には郡司のホームランと反撃する。ただでは負けない。これが明日以降に効いてくる。慶應・柳町は4打数ノーヒットでリーグ通算100安打に足踏み。

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