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2017年11月24日金曜日

108代目主将、早稲田・小島は投手としては何人目?

 早稲田野球部主将の108代目主将、小島和哉は投手。投手としては17人目になる。
 内野兼任という方もいたのでカウントの仕方がこれが絶対ではないことを断っておく。
 初代の橋戸 信は都市対抗野球大会 の開催に尽力し大会最優秀選手に与えられる「橋戸賞」としてその名を残し、第1回の殿堂入りを果たしている。
 福田宗一、
木下健一、若原正藏と投手が三代続いた時期もある。
 今でいうところの二刀流、石井連藏は二度にわたり監督も務めた。 その“鬼の連藏”に鍛えられた小宮山悟は早稲田初のメジャーリーガーになった。織田淳哉は33勝を上げたピッチングだけでなく、4番打者としても活躍し、9本のホームラン(投手としての六大学リーグ記録)を打った。
 まだ記憶に新しい斎藤佑樹は節目の100代目。早慶優勝決定戦など大一番で力を発揮した。
 投手で主将というのは、高校野球より分業化の進んだ大学野球でこなすことは難しいと言われる。それでも主将に指名されるには、野手が指名される以上に周りに説得力が必要なのではないか。小島主将は「チームで一番勝ちたい人間」だとマウンドでの投球だけでなく、仕草などでも感じる。どん底のチームを立て直すにはいつも以上に強い気持ちが必要。その旗印が主将だ。