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2015年4月12日日曜日

スター総長の一球で

【No.009 東京六大学2015春季リーグ戦 東京大 0-2 明治大】
【No.010 東京六大学2015春季リーグ戦 法政大 1-0 慶應義塾大】
2015年の春季リーグは法政大学の田中優子総長の始球式で始まった。東京六大学初の女性学長は『江戸の想像力』などの著作を持ち、テレビのコメンテーターなどでも知られるスター教授。鮮やかな青のはかま姿に法政のスクールカラーのオレンジの襷で登場し、球場は華やかな雰囲気に。スタンドからは大きな拍手。
開幕ゲーム。東大の先発、山本俊(3年 西春)はいきなり147km/hのストレートを投げ込み、スタンドにどよめき。さらに3球目は148km/h。これはおそらく東大の投手史上最速。高山(4年 日大三)のタイムリーツーベースで失点するが4回まで投げてゲームを作った。柴田(2年  洛星)、宮台 (2年 湘南)とつないだ東大投手陣は2失点に明治打線を抑えるが、打線が明治の先発、 柳 (3年 横浜) にヒット3本。完封負けで連敗は87に。横浜高校の渡辺元智監督の孫、佳明が「1番 サード」でデビュー。第1打席でいきなりセンター前ヒット。
第2試合は、法政の期待のルーキー左腕、森田 (1年 富山商) と慶應の150キロ右腕加藤拓 (3年 慶應) の投げ合い。4回に加藤の「はっけよい」が始まる。ツーアウトからの3四死球で満塁。ここで中村 (1年 多良木) がライト前タイムリーヒット。ルーキーバッテリーの活躍で法政が勝利。「HOSEI」のユニフォーム姿で応援席で見守った総長も喜ばれたことだろう。


 

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2015年4月7日火曜日

あんこ型

【N0.007 4/5(日)東京六大学―社会人対抗戦 法政大 6-5 東芝】
【N0.008 4/5(日)東京六大学―社会人対抗戦 慶應義塾大1-6 JX-ENEOS】

慶應の横尾 俊建(4年 日大三)の二塁手へのコンバートを聞いたときは、「話題作り」程度に思っていたし、そうでなくてもキャンプ中に“元の鞘(三塁手)”に収まっているだろうと。
コンバートのことすら忘れていたので、ノックでセカンドのポジションにつく、あんこ型の背番号10が目に入ったときはギョッとした。セカンドベースマンの端くれとしては反感に近い違和感。横尾君には悪いが絵的にもきれいとは言い難い。僕にとってのセカンドの理想像はV9の土井正三さんや高木守道さん。器用で俊敏な職人肌。その理想像とは程遠い。守道さんの名人芸の一つでもあった、バックトスは精度もスピードもまずまず。器用は器用なんだよなあ。グラブのハンドリングは元々悪くないし。ただ、致命的に動きが鈍い。ノックと違ってゲームでは不測の動きを素早く、正確に求められる場面がある。試合の後半に守備のいい北村祐樹(4年 丸亀)をセカンドの守備固めに送った大久保監督がどこまで辛抱出来るか。
慶應のもう一人のあんこ型、加藤拓也 (3 慶應) は自己最速の153km/hを記録するなど圧巻の投球。JX-ENEOSのクリーンアップ、3番・糸原、4番・山﨑錬、5番・齊賀に対し、ストレートで押しまくり2奪三振。16球を投げたうち14、5球は150キロ台のストレート。
この日の神宮は雨。雨のときは放送席の下の席に“避難”する。ここだと2階席の屋根、放送ブースのひさしで雨をしのげる。いつもは少し間を開けて座っている人たちもぎゅうぎゅうにつめて座らざるえない。心理的な距離感も近くなるためか、とりとめのない話で盛り上がることも。札幌やのやきそば、食べたくなっちゃったではないか。

2015年4月5日日曜日

ひさしぶりの神宮は

【N0.005 東京六大学―社会人対抗戦 東京大 2-12 JFE東日本】
【N0.006 東京六大学―社会人対抗戦 明治大 1-5 富士重工】
去年の11月以来の神宮球場。
代々木から歩く道すがら、照明塔とスタンドの一部が残っているだけの国立競技場を見て、軽くショックを受ける。東京オリンピック後の建て替えが発表された神宮球場は少しリニューアル。
外の壁を塗り直し、バックネット裏の2階席の屋根が新しくなり、グランドの人工芝も張り替えられてりいる。全体的に明るくなったという印象。
リーグ戦直前の社会人対抗戦。
東大は先発の宮台(2 湘南)が3回に5連打を許すなど6失点。5投手で計12失点。2番手で登板した辰亥 (4 高松) が3回を1失点とまずまず好投したのが唯一の救いか。
富士重工の先発は、試合前に「すごく楽しみ」と話していた明治OBの西嶋。先輩の貫録で3イニングを被安打2で無失点。繊細な投球は変わっていない。
「これがリーグ戦メンバー?」と疑いたくなるようなスタメンで臨んだ明治。打線は4安打と
機能せず、登板した投手もベストの状態に見えない投手が多かった。柳 (3 横浜) はストレートが130キロ台後半で球にキレがなかった。ドラフト上位候補の上原 (4 広陵) はかわりばなの初球を小杉 (報徳学園高) にレフトスタンドに放り込まれる。ストレートは140キロ台前半でいいときの凄みは感じられず。某スカウトも「寒かったからということにしておきますかね」と苦笑い。




宮台(2 湘南)
宮台(2 湘南)

2015年3月15日日曜日

背番号1は隣のアオヤマ君

【No.004 高校野球練習試合 日野7-3総合工科】
日野から甲子園へ。
今年初めての日野高校グランド。
日野高校のマウンドは隣のマンションに住むアオヤマ君、青山祐希。
11月の去年の最後の練習試合でA戦の3番手で投げていたが、今日着けている背番号はエースナンバー「1」。一冬越して、エースになったんだねえ。
多彩な変化球を操る技巧派。ストレートよりストライクを楽にとれるスライダー、カットボール、ツーシーム、チェンジアップと器用に投げ分ける。3回に2本の長打で1点失うが、すいすいと6回を投げ切った。
打線は今年のチームもなかなか力強い。アオヤマ君たち投手陣の踏ん張れば、2013年夏の再現も夢ではない。
有馬監督不在の総合工科は何となく元気がなかったなあ。

2015年3月14日土曜日

新人お披露目のような

 
【No.003 大学野球オープン戦 明治大7-3上武大】
この時期の大学野球のオープン戦巡りの楽しみの一つが新人チェックがある。中でも明治は、甲子園のスターやドラフト候補がたくさん入部してきているので、わくわく感が一番大きい。
今日もその期待を裏切らなかった。
吉田有輝(履正社)、渡辺佳明(横浜)は1番、2番でスタメン。二番手で明治OBで昨年まで楽天のコーチだった三輪隆氏の息子の昂平(日大三)、三番手で昨年春の関東大会準優勝投手、高橋裕也(向上)が登板。高校通算47本塁打の越智 達矢も途中出場。出場はなかったものの山本恵汰(愛工大名電)もベンチ入り。
渡辺のセカンドコンバート(?)にはちょっとびっくり。危なっかしい。三輪はストレートの最速は146km/hもコントロールの悪さは相変わらず。ファーストサーブが入らず、力を加減したセカンドサーブもなかなか入らないような状態。高橋は躍動感のあるフォーム。130後半のまっスラ(?)、カット(?)がいいところに決まる。何よりバッターに向かっていく姿勢がよい。
100本安打男、高山俊(4年 日大三)は2安打。体が一回り大きくなっていたが、冬場に特別なトレーニングでもしたのだろうか。
スピード表示の出ないグランドで観戦するときは、チームのスピードガンの見える場所に座ってチェックする。自分の感覚とだいたい2~3kmのずれ。わが自慢のスピード“眼”の調整もほぼ完了だ。「見た目より速く見えるピッチャー」がいなかったということでもあるのだが。



2015年3月13日金曜日

ラストボール(川中 大樹  光文社)

自分の高校野球にピリオドを打った「ラストボール」は“秘”球、二軸スライダー。
スポーツライターの島尾は高校野球史の取材の中でライバル中尾の日記を入手するが、その日記を荒っぽい手段で奪われる。中尾の不審な死に疑いを持ち、“秘”球、二軸スライダーの真相に迫るというミステリー。
練習試合を「れんし」と書いたり、スコアブックの記述を効果的に使うなど、著者はけっこうな野球マニアだと思う。
しばらくピッチャーのボール交換にナーバスになりそう。


2015年3月7日土曜日

今週もアトムの住む街へ

【No.002 大学野球オープン戦 立教大2-3駒澤大学】
今週もアトムの住む街へ行ってきた。
手塚プロダクションのスタジオがある新座は、手塚治虫先生とのゆかりも深い土地。その関係で「鉄腕アトム」は新座市の特別住民になっている。新座駅の発車ベルも「鉄腕アトム」のテーマである。
僕の住む東京都日野市は朝から雨。RIKKIOのグランドは内外野オール土。中止もあるな、と智徳寮に電話をかけたら「(試合は)ございます」と自信満々(?)の回答。「それではうかがいます」とのこのこ出かけて行った。
試合開始の1時間半前の11:30頃に到着すると一番乗り。天気がよくないので、先週に較べて出足が鈍い。
グラウンドには所々にぬかるみがあったが、下級生たちの懸命の整備で予定より10分早く12時50分プレーボール。
立教の先発、田村伊知郎(3年 報徳学園)。ストレートは最速146km/hも、いかんせんコントロールがよくない。4回までに3つの四死球を出し、8本の安打を打たれて3失点。よく3点で収まったなという感じ。予定通り、5回まで完了。最後の1イニングだけ三者凡退に抑えた。
駒澤の先発は、片山雄貴(4年 福岡工大城東)。主にリーグ戦の2回戦の先発を任される投手。
曲がりが早いのかスライダーを簡単に見極められる場面もあって、出来はいいとは見えなかった。5回、立教は片山から主将の鈴木貴弘(4年 日大三)が三塁打で突破口を開く。直後の2連打で効率よく2得点。2-3と1点差に迫る。
6回以降は両校のリリーフ陣が踏ん張って、そのままのスコアでゲームセット。
立教の大城滉二(4年 興南)はレフト、センター、ライナーと外野ノックのように順番に打ち分けるライナーの3安打。2'05の送球をかいくぐって盗塁も決めた。まだ、キャンプ前なのにトップフォームに近いような状態か。
気温7℃。冷たい北風も吹いて、寒かった。ストップウオッチを押す指の感覚にも自信が持てず、見直すこともしばし。
写真は観覧席。