【No.002 大学野球オープン戦 立教大2-3駒澤大学】
今週もアトムの住む街へ行ってきた。
手塚プロダクションのスタジオがある新座は、手塚治虫先生とのゆかりも深い土地。その関係で「鉄腕アトム」は新座市の特別住民になっている。新座駅の発車ベルも「鉄腕アトム」のテーマである。
僕の住む東京都日野市は朝から雨。RIKKIOのグランドは内外野オール土。中止もあるな、と智徳寮に電話をかけたら「(試合は)ございます」と自信満々(?)の回答。「それではうかがいます」とのこのこ出かけて行った。
試合開始の1時間半前の11:30頃に到着すると一番乗り。天気がよくないので、先週に較べて出足が鈍い。
グラウンドには所々にぬかるみがあったが、下級生たちの懸命の整備で予定より10分早く12時50分プレーボール。
立教の先発、田村伊知郎(3年 報徳学園)。ストレートは最速146km/hも、いかんせんコントロールがよくない。4回までに3つの四死球を出し、8本の安打を打たれて3失点。よく3点で収まったなという感じ。予定通り、5回まで完了。最後の1イニングだけ三者凡退に抑えた。
駒澤の先発は、片山雄貴(4年 福岡工大城東)。主にリーグ戦の2回戦の先発を任される投手。
曲がりが早いのかスライダーを簡単に見極められる場面もあって、出来はいいとは見えなかった。5回、立教は片山から主将の鈴木貴弘(4年 日大三)が三塁打で突破口を開く。直後の2連打で効率よく2得点。2-3と1点差に迫る。
6回以降は両校のリリーフ陣が踏ん張って、そのままのスコアでゲームセット。
立教の大城滉二(4年 興南)はレフト、センター、ライナーと外野ノックのように順番に打ち分けるライナーの3安打。2'05の送球をかいくぐって盗塁も決めた。まだ、キャンプ前なのにトップフォームに近いような状態か。
気温7℃。冷たい北風も吹いて、寒かった。ストップウオッチを押す指の感覚にも自信が持てず、見直すこともしばし。
写真は観覧席。