【No.003 大学野球オープン戦 明治大7-3上武大】
この時期の大学野球のオープン戦巡りの楽しみの一つが新人チェックがある。中でも明治は、甲子園のスターやドラフト候補がたくさん入部してきているので、わくわく感が一番大きい。
今日もその期待を裏切らなかった。
吉田有輝(履正社)、渡辺佳明(横浜)は1番、2番でスタメン。二番手で明治OBで昨年まで楽天のコーチだった三輪隆氏の息子の昂平(日大三)、三番手で昨年春の関東大会準優勝投手、高橋裕也(向上)が登板。高校通算47本塁打の越智 達矢も途中出場。出場はなかったものの山本恵汰(愛工大名電)もベンチ入り。
渡辺のセカンドコンバート(?)にはちょっとびっくり。危なっかしい。三輪はストレートの最速は146km/hもコントロールの悪さは相変わらず。ファーストサーブが入らず、力を加減したセカンドサーブもなかなか入らないような状態。高橋は躍動感のあるフォーム。130後半のまっスラ(?)、カット(?)がいいところに決まる。何よりバッターに向かっていく姿勢がよい。
100本安打男、高山俊(4年 日大三)は2安打。体が一回り大きくなっていたが、冬場に特別なトレーニングでもしたのだろうか。
スピード表示の出ないグランドで観戦するときは、チームのスピードガンの見える場所に座ってチェックする。自分の感覚とだいたい2~3kmのずれ。わが自慢のスピード“眼”の調整もほぼ完了だ。「見た目より速く見えるピッチャー」がいなかったということでもあるのだが。