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2019年9月23日月曜日

法政、開幕4連勝

【No.90 2019/9/22 法政大 5-3  立教大】
神宮球場 東京六大学2019秋季リーグ戦
 前日、春のリーグの最終防御率投手、田中 誠也(4年 大阪桐蔭)の先発した1回戦。ロースコアの展開ににしぶとく競り勝った法政。この日は打ち合って接戦を制した。
 1-1で迎えた4回表。ここまで立教の先発、手塚周(4年 福島)に4つの三振を奪われるなど落ちる球に苦しんでいた法政。先頭の4番・伊藤 寛士(4年 中京大中京)が変化球をとらえる右中間のツーベース。続く、毛利 元哉 (4年 愛工大名電)のレフトへの当たりを立教のレフト、宮﨑 仁斗(1年 大阪桐蔭)が落球。二、三塁のピンチを手塚が踏ん張りツーアウト。第1打席でツーベースを打たれている8番・相馬 優人(4年 健大高崎)は申告敬遠で満塁。9番ピッチャーの高田 孝一(3年 平塚学園)と勝負するのはセオリー通り。しかし、ストライクが入らない。3-0から見逃し、ファウルで2-3となるが甘くなったボールをレフトオーバー。走者一掃のツーベース。4-1と法政がリードする。
 6回から小刻みな継投に入った法政。まずは石川 達也(3年 横浜)が2番手でマウンドへ。打者4人に3本の長短打を浴びて、ワンアウトしかとれず1失点で降板。緊急登板の柏野 智也(3年 広陵)が犠牲フライの1点でしのぎ4-3。
 7回から法政のマウンドには4番手の内沢 航大 (4年 八戸工大一)。8回裏、ワンアウト二塁でこの試合2安打の4番・山田 健太(1年 大阪桐蔭)。カウント2-2からフォークで空振り三振。5番・江藤 勇治(4年 東海大菅生)には左キラーの新井 悠太朗(4年 折尾愛真)をぶつけてこのピンチを乗り切る。
 9回表の法政。先頭の中村 迅(3年 常総学院)のセンターオーバーの打球はいったんホームランと判定されるもくつがえってツーベースに。少し嫌なムードになるも代打、札葉 弘樹(4年 川越東)が三遊間をゴロで破るタイムリーでダメ押し。最後は三浦 銀二(2年 福岡大大濠)が三人でぴしゃりとしめくくった。
 法政は打線にしぶとさがあり、小刻みな継投もはまっている。明治と慶應の優勝争いかと思っていたが、法政も絡んできそうだ。

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