【No.95 2019/9/29 明治大 2-6 早稲田大】
神宮球場 東京六大学2019秋季リーグ戦
ようやく早稲田が無得点、連敗をストップさせた。
秋季リーグ戦開幕3連続の完封負け。この試合も4回まで無得点。31個の0が並び、得点する雰囲気がない。こうなったらこの状況からどうやって得点するのかを楽しんでやろうじゃないか、と開き直って観ていた。
5回裏、明治の先発の伊勢大夢(4年 九州学院)に連続三振でツーアウト。32個の0を刻むのかと観念しかけたとたんの快音。1番・田口 喜将(4年 早稲田実)、2番・中川 卓也 (1年 大阪桐蔭)がレフト前に連続ヒット。3番・福岡 高輝(4年 川越東)が死球で満塁。ここで今シーズンここまで13打数ノーヒットの4番・加藤 雅樹 (4年 早稲田実)。カウント2‐2と追い込まれる。インコースのストライクに大きく腰を引く姿にため息。勝負球もインコース。少し詰まった当たりがセカンド左へ。抜けろ! たくさんの思いのこもった打球がセンター前へ。 ヒットになることを確信した加藤は一塁ベースを回るときにガッツ―ポーズ。明治の守備のミスもあり、ボールは外野を転々。加藤激走、最後はホームベースにスライディングし喜びを爆発させた。この瞬間を待ちこがれていた応援席から「紺碧の空」さらに「Viva Waseda」。
0の呪縛から開放されたワセダ打線は7回にダメ押し。1番・田口がこの試合3本目となるライトオーバーのツーベース、2番・中川がライトオーバーのスリーベースで今季初打点。3番・福岡もレフトオーバーのツーベースで続き、6‐2。
先発の徳山 壮磨(2年 大阪桐蔭)が7回を1失点、8回を今西 拓弥(3年 広陵)、9回を柴田 迅 (3年 早大学院)に勝ちリレーでゲームセット。
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