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2019年7月15日月曜日

須田の熱投に後輩が

【No.64 2019/7/14 岡山市・シティライト岡山 4-3  宮崎市・宮崎梅田学園 東京ドーム】
【No.65 2019/7/14 大阪市・大阪ガス 2-3  千葉市・JFE東日本 東京ドーム】
 待ちに待った瞬間は9回にやってきた。2010年以来の都市対抗に須田幸太が戻ってきた。0-0でのクローザーの登板はJFEベンチの「勝ちにいくぞ」の意思表示。それに応えるのは当然と背番号20は圧巻の投球を披露する。先頭の3番・峰下のセンターフライのあと5連続三振。投じた21球はすべてストレート。早稲田の後輩でもあるキャッチャーの土屋 遼太のサインに首をふることもなく自信満々に投げ込む。あまりの強気ぶりに見ていてヒヤヒヤするが、キレもコントロールも素晴らしい。延長11回、ワンアウトから大きな打球は途中からライトに入っていたこれまたWの後輩、中澤 彰太が好捕。
 タイブレークとなった12回表。須田は4番・土井にレフトへ犠牲フライを打たれて1点とられる。続く5番・古川に初の被安打となるタイムリーツーベースを許す。2失点にグラブを叩きつけるような悔しい仕草をみせながらベンチに帰ってくる。「須田を負け投手しないでくれよ」。その裏、3番・鳥巣のしぶといヒットで同点においつく。ツーアウトになるがファインプレーの中澤に期待。変則左腕の秋山に食らいつくように粘る。外のストレート、縦の変化球、インコースのストレートのゆさぶりに対応。9球目をとらえた打球はライト前へ。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/07/14/kiji/20190714s00001003445000c.html

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