【No.66 2019/7/15 日野 5-4 国士館 市営立川球場 第101回全国高等学校野球選手権大会 西東京大会】
強い雨に開いていた傘も閉じられた6回。一塁側スタンドからタイミングよく流れた「雨上がりの夜空に」を合図に日野の反撃が始まる。先頭の2番・入江がセンター前にしぶとく落とす。3番・渡辺がレフト前ヒットで続く。4番・坂本もレフト前へ。3連打で1-3。試合展開と雨でしおれていたネット裏の日野を応援する人たちも息をふきかえす。6番・廣岡のセンター前のタイムリーで1点差。さらに2連続四球を選び、押し出しで同点。国士館はここでエース山田が降板。さらにリリーフの石橋からも四球。連続押し出しで勝ち越す。1番・山崎主がライトへ鋭くはじき返し5-3とリードを広げる。
7回に1点返され4-5と追い上げられ最終回。国士館の先頭の4番・黒澤のセンター前ヒット。じわりと緊張感が高まる。代走・小高が続く打者の初球に走ってくる。これをキャッチャー坂本が落ち着いて刺す。代打攻勢の国士館にツーアウトながら一、二塁のチャンスを作られる。6回からリリーフした関口の得意のカーブがタイミングを狂わす。バックネット前に上がるフライ。キャッチャー坂本のミットにボールがおさまると大きな歓声が球場を包んだ。
今年こそ地元の野球好きのおっちゃんとして日野駅前からチャーターバスに乗って甲子園に行きたいものだ。
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