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2019年3月2日土曜日

完封、寒風で2019シーズンスタート

【No.001 2019/3/2(土) 法政大 0-8  東京ガス オープン戦】
 法政が東ガスのエースの前にいいところなく完封負け。
 東京ガスの先発は臼井浩(いさむ)。ストレートは140キロ前後と控えめだが、緩急をつけ丁寧にボールを低めに集める投球でアウトを重ねていく。最初の公式戦である東京スポニチ(3/11~)直前で仕上がった状態のエースを法政はつかまえられない。8回までヒット3本に抑え込まれる。最終回も石田光宏に2つの三振を奪われ、最後までホームを踏むことが出来なかった。
 公式戦直前の社会人チームは仕上げの段階、大学チームは鍛錬期から実戦にシフトしたばかり。力以上にコンディションの差が出るのは当然で勝敗はたいした問題ではない。この時期に社会人のエース級と対戦出来て、課題が明確になったことはむしろラッキーだ。
 この日のスタメンには、1番・宇草孔基、2番・相馬優人、3番・舩曳海(わたる)と大学屈指のスピードランナーが並んだ。打線に中山、船山らがいた去年のような迫力はないだけに足攻はポイントになる。この3人が打線のキーマンになるかもしれない。
 昨年はリーグ戦の登板のなかった内沢航大が最終回に登板。195センチからの角度のあるボールに高めのボール球を振らせるシーンも。3つのアウトはすべて三振。
 晴れていたが、強い北風。観覧席が2階にある法政グランドでは地上にいる以上に風を強くうける。寒いと何度言ったやら聞いたやら。寒風負けした体を温めるものを求めて武蔵小杉の駅に急いだ。

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