この秋の法政にはグラウンドにもスタンドにも熱があった。
まだ、神宮の電光掲示に「熱中症注意」の文字が当たり前に出ていた開幕週。暑さ以上に法政の熱さを感じた。練習からよく声が出て、一つ一つのプレーに気迫がこもっている。早稲田との激闘を制するとその勢いで明治も飲みこんだ。3連覇を目指す慶應にはいなされる。
週が進むごとにスタンドの応援の数も増えていく。そりゃそうだ。この秋の法政の試合は勝っても負けても面白いもん。
ルーキー三浦の台頭、宇草の覚醒、向山、中山、川口などの4年生の頑張りはもちろん優勝の大きなファクターだったが、その原動力は最初から最後まで冷めることのなかった熱である。
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