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2018年10月22日月曜日

最終打席でサヨナラ犠打

【No.94 2018/10/21 立教大 3-4× 明治大 神宮球場 東京六大学2018秋季リーグ戦】
 今シーズンの苦しみはこの瞬間のためにあったのだろうか。
 延長10回。キャプテンが作ったワンアウト三塁のサヨナラのチャンス。前日の1回戦で3打数ノーヒットでベンチスタートだった背番号5に打席が回ってくる。カウント1-1。立教の手塚の真ん中よりのボールをしっかり捕える。カクテル光線を浴びながらセンター方向へ飛んでいく白球。この距離なら間違いない。センターのグラブにボールがおさまる。GO! GO! 三塁コーチャーみたいに心の中で叫ぶ。三塁ランナーの吉田がホームイン。一、二塁間でキャッチを見届け戻ってくる背番号5を仲間たちが手荒く、優しく祝福。大学最終打席で忘れられないシーンを見せてくれた。
 これで紫紺のユニフォームも見納め。つらいこと、うまくいかなかったこともたくさんあっただろう。特に打って当然というプレッシャーの中でもがき苦しんだラストシーズンは見ている方もつらかった。これも今後の野球人生、人生の糧になるはず。
 松の緑から紫紺。明治に来てよかったね。僕もたくさんいい思いをさせてもらった。ありがとう。
 

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