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2018年10月2日火曜日

エースナンバー 雲は湧き、光あふれて (集英社オレンジ文庫) 須賀 しのぶ (著),

  野球小説を数多く書いている作者なので読んでみた。表紙イラストを見て嫌な予感がしていたが、やっぱりだった。甘ったるくて、見ているだけで恥ずかしいデコレーションのパフェを食べさせれれているような気分になった。
 野球未経験の監督、弱小公立高校、ちょっと斜にかまえた実力部員。どこかで読んだような設定に目新しさはゼロ。キャラクターに魅力も感じず、おっと思わせるレトリックもなし、野球の知識として学べるものもなし。
 ライトノベルってこんなもんなんだろうなあ。別に野球じゃなくていいじゃん。この程度の作品に大会歌「栄冠は君に輝く」のフレーズをタイトルにして欲しくない。
 

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