誰が言ったか、「全国大会で決勝に進出するのは六大学代表の義務である」という言葉がある。
昨日から行われている全日本大学野球選手権で東京六大学の代表は優勝25回(法政8、早稲田5、明治5、立教4、慶應3)、準優勝8回(早稲田4、慶應3、法政1)を誇る。優勝、準優勝は計33回。この数字は前回までの66回においてちょうど5割、2回に1回は決勝に進出している計算になる。
仙台六大学野球連盟の雄、東北福祉大 など地方リーグの大学が台頭してきて、出場大学も20校を超えた平成になってから様相が変わる。六大学代表の優勝は6回(早稲田3、法政2、立教1)、準優勝3回(早稲田2、慶應1)の計9回。29分の9、約31%。3回に1回も決勝に進出出来なくなっているのだ。もはや東京六大学の名前だけで全国で勝てるほど甘くはない。
明日、六大学の代表、慶應大が初戦を迎える。昨秋の明治神宮大会では環太平洋大に1-5で完敗、前回出場した2014年の全日本では濱口 遥大(DeNA)に11個の三振を奪われ1-3で敗れている。近年は全国で勝てていない。だからこそ敢えて言いたい、六大学代表の義務を果たせ!
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