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2017年11月12日日曜日

IPUにKO

【No.107 2017/11/11 慶應義塾大 1-5 環太平洋大 神宮球場 第四十八回明治神宮野球大会】

 我らが六大学代表の慶應義塾大はIPU(International Pacific University 環太平洋大)にKOとも言える力負け。 東京六大学勢の初戦敗退01年の慶大(愛知学院大戦)以来、16年。
 3回に内野ゴロの間に先制されるが、秋季リーグで粘りを見せた打線がどこかで逆転してくれるはずと信じていた。しかし、IPU先発の西山( 岡山理大付)に6回までヒット2本の抑えられ、慶應ベンチにもスタンドにも段々と焦りが。
8回表、勝負の大きな分岐点。慶應はエラー、ボークなどのミスでピンチを招く。こういう嫌な流れを断ち切るにはゲームチェンジャーが必要。三塁側ブルペンでスタンバイしていた148キロ左腕、佐藤 宏樹(1年   大館鳳鳴)。ワンアウト二、三塁はいわゆる三振の欲しい場面。奪三振率14.35の佐藤は打ってつけの場面。しかもIPUは左打者が続く。慶應・大久保監督がマウンドに行く。しかし、球審にニューボールをもらう交代の“サイン”がない。続投なのか。切り札の投入なく、4連打で致命的な4失点。悔やまれる場面だが佐藤を投入できない事情があったのだろう。立ち投げであったが、最後までブルペンで投げていたので肩やヒジにトラブルを抱えているわけでもなさそう。温存などは一発勝負のトーナメントではあり得ないこと。シーズン終盤のオーバーユースで疲労が抜けていなかったのだろうか。
 試合後、球場の外では楽天2位指名の岩見雅紀のサインを求めるファンの行列。寒い中、1時間半近くサインをし続けたらしい。学生野球の選手としては断れたかも知れない。すでにプロ野球選手としての対応。「プロでも頑張れよ」と心の中でエールを送りながら、今年最後の神宮をあとにした。