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2015年9月25日金曜日

早実から清宮!?

【NO.91 9/23(水) 秋季埼玉県高等学校野球大会3回戦  浦和学院 9-1 入間向陽 (8回コールド)
【NO.92 9/23(水) 秋季埼玉県高等学校野球大会3回戦   山村学園 6-4 聖望学園
【NO.93 9/23(水) 秋季埼玉県高等学校野球大会3回戦   花咲徳栄 5-3 早大本庄
「早実から清宮借りてきたのかよ!」

と斜め前に座っていたトクハル推しのオジサンが思わず言葉をもらすほどの大きなホームランだった。
早大本庄が3番・小松のライトへの2ランで先制。2番・新井裕のレフトオーバーのツーベースを打たれた直後の一発に145キロ左腕・高橋 昂也もたじたじ。続く、4番・丸田は内野安打で出て、スチール。いけいけの早大本庄。しかし、そうはさせじと高橋が後続を2連続三振。早大本庄は速球対策をしっかりやってきているのだろう。高橋のストレートにひるむことなく振っていく。
4回まで6つの四死球とコントロールの定まらない早大本庄の先発左腕、池田。花咲徳栄は毎回チャンスを作るが2回、4回に1点づつ取るも一気に試合決めるような展開には持ち込めない。
6回表、花咲徳栄が9番・野本のタイムリーで勝ち越し。3-2。その裏、2本のヒットでチャンスを作り、ワイルドピッチで同点(3-3)に追いつく。ここまで11個の三振を奪われながらも食らいつく。
7回表、4番・隅本のタイムリーツーベースなどで花咲徳栄が突き放す(5-3)。7回裏のツーアウトから9回ワンアウトまで5連続三振の早大本庄。健闘もここまでと思ったが、代打・新井哲がセンター前のテキサスヒット。途中出場の9番・竹村がセンター横にツーベース。二、三塁と一打同点のチャンスを作る。このピンチ、高橋は気合いの声を発しながらの力投。1番・真中から個人4つ目の三振。第1打席でレフトオーバーツーベースなど2安打の2番・新井裕をスタンドは今日一番の「紺碧の空」で後押し。カウント3-2。嗚呼、アウトコース高めに抜けたストレートを空振り。
第1試合は浦和学院がしっかり狙い球を絞ったバッティングとそつのない走塁。8回にコールドを決めるサヨナラ2ラン。
第2試合は山村学園が最終回に逆転し、シード校の聖望学園を下した。聖望学園の部員たちの「く口演奏」による応援。浦学サンバ、横高マーチ、日大三チャンステーマ、天理のワッショイ、光星学院のだいじょうぶなど高校野球名応援曲ヒットパレード。最初は苦笑していたが、段々、今度は何が出てくるのか、と楽しみになった。
大宮県営はネット裏は正面から太陽を浴びる構造。暑いくらいの陽気にヒグラシがないていた。
(MEMO)
高橋 昂也(花咲徳栄) 19奪三振 被安打9
諏訪 賢吉 (浦和学院) 11秒47(三塁打)