【NO.47 6/29(月) ユニバーシアード壮行試合・NPB選抜3-2大学日本代表】
スコア上は惜敗だが、内容的には圧倒された試合で「野球目アマチュア科大学属」の僕はちょっぴり悔しかった。
初回、山川穂高(埼玉西武ライオンズ)の2ランなど5安打を集中して、NPB選抜が2点先制。
2回にも2本のヒットを許した濱口遥大(3年 神奈川大)は「これ以上打たれては」の配慮があったのかこのイニングで交代。プロのバッターのスイングのスピードや変化球への対応力はすごいなあ、と圧倒的な敗北感のような感じてみていたら、そのプロを手玉にとる投手が。
3回から登板した田中正義(3年 創価大)は、3回ツーアウトから7連続三振。待たれていてもかすらない150km/hのストレート、130キロ中盤のフォークでプロのバッターも「ごめんなさい」。連続三振が途切れたあとは裏をかいてカーブで三振をとってみせた。バックネット裏は早くも来年のドラフトの目玉は決まりという雰囲気に。
1イニングごとに交代するNPB選抜の投手リレーになかなか反撃の糸口すらつかめない大学日本代表打線。6回に吉田正尚(4年 青山学院大)のソロホームラン、8回に佐藤拓也(3年 立教大)のタイムリーツーベースで2点返すのがやっと。
いつもの大学の試合のようなつもりで隣にリュックくらいおけるだろうと思っていたが、僕がいつも座るネット裏は満員。隣の人と肩が寄せ合うような空間で野球を観るのはひさしぶりでちょっと息苦しかった。平日のナイターなのに2万人入った。こんなに入るなら定期的にやってみてもいいと思った。