2022年10月30日日曜日
2試合とも延長
スリーボンドスタジアム八王子 2022(令和4年) 秋季東京都高等学校野球大会 2試合とも延長戦。 第1試合。日大三は2回に2点先行された焦りもあったか桜美林の左腕・吉田啓人をなかなか攻略出来ず、5回までテキサスヒットと内野安打の2安打。6回に6番・池内仁海、7回に2番・古賀也真人のタイムリーで同点に追いつく。延長10回に佐々木純太郎のツーベースでチャンスを作り、またも6番・池内がタイムリー。3-2で辛くも逃げ切った。 第2試合。東海大菅生が1回表、1番・沼沢梁成のツーベースで作ったチャンスに4番 新井瑛喜がタイムリー。東海大菅生ペースで試合が進むと思われた。しかし、その裏、国士館はプロ注目の日當直喜から4連打。速いボールにしっかり対応していた。盗塁死などのあって無得点。日當と国士館のエース岡田大幹の投げ合いで延長に。12回表に6番・門間丈のツーベースで作ったチャンスに7番・大舛凌央のタイムリーで2-1。日當は最後は2連続三振を奪いゲームセット。日當は177球、岡田も140球超の熱投だった。日當は時折声を出しながら闘志をむき出しに投げる熱いタイプの投手。終盤でも140キロ前後のスピードが出ていた。キャッチャーの北島蒼大はセカンド送球1.9秒台をコンスタントに出す強肩。この試合でも二回盗塁を刺し、ピンチの目を摘んだ。
2022年10月24日月曜日
早実完封負けで3回戦敗退
【No.106 2022/10/22 早稲田実 0-3 世田谷学園】 スリーボンドスタジアム八王子 2022(令和4年) 秋季東京都高等学校野球大会
早実が3安打の完封負け。エースの斎藤士龍が故障で投げられない状況の中、勝ち上がってきたが秋はここまで。
1番ショートは大学野球部2年の宇野竜一郎君の弟、真仁朗君(市川リトルシニア)。評判通りの大型遊撃手。2番センターは慶應のエース山本省吾君の息子の蒼空君。 宇野君の他にも3番サードの高崎亘弘君(調布リトルシニア 182cm)、2番手で登板した荒川稟治郎君(北摂シニア 188cm)が中学日本代表。今年の1年生は看板も体も大型な選手が多いですね。
2022年9月12日月曜日
東京六大学野球2022秋季リーグ戦 第1週
【NO.90 2022/9/10 明治大 3-3 東京大】
明治が1点先制した3回表。東大が2番・阿久津(4年 宇都宮)、3番・中井(4年 土浦一)の連続タイムリーツーベースで3-1と逆転。明治もじわじわ追い上げて5回に同点に追いつくが鈴木健(3年 仙台一)、松岡由(3年 駒場東邦)にノーヒットに抑えられ3-3の同点でゲームセット。明治の1番バッターに抜擢された飯森(2年 佼成学園)の俊足。3回の盗塁はスタートからスライディングまで3'00。これでは刺せない。
明治の山内君と初対面。
【NO.91 2022/9/10 早稲田大 2-0 法政大】 早稲田は6回に中村将(3年 鳥栖)、7回に印出(2年 中京大中京)のタイムリーでとった2点を加藤(3年 下妻一)、伊藤樹(1年 仙台育英)のリレーで守り切った。
【NO.92 2022/9/11 法政大 0-2 早稲田大】早稲田は先発の清水大(3年 履正社)自らのタイムリーで先制。7回には印出の2試合連続のタイムリーで2-0。鹿田(2年 早稲田実)-原(4年 彦根東)と繋ぎ、最後は伊藤樹が締めて2試合連続の完封勝ち。
【NO.93 2022/9/11 東京大 7-11 明治大】
東大が1番・中井の先頭打者ホームランで先制。明治のワンサイドになりそうな雰囲気の中、用事があるので5回で退散。その後、東大が追い上げ2点差まで迫ったようだ。今季も東大は侮れない。3回戦までもつれたときの選手層、スタミナはいかに。
明治はルーキー千田(東海大菅生)が初先発。初打席でレフト前ヒット、盗塁。明治の外野の争いは熾烈。5回から同じくルーキーの菱川(花巻東)が登板。ストレートは140中盤。1回3分の2を投げて被安打3の1失点。左打ちのバッティングも魅力、脚も速い。
2022年9月2日金曜日
3年ぶりの大学野球オープン戦
【No.89 2022/9/1 立教大 6-9 日本製鉄鹿島(鹿嶋市) 】
立教新座グランド オープン塾大学野球部の8/26からのオープン戦有観客のお知らせを見て立教はすでに客を入れて試合をやっているっことを知った。2020年はかなり早い時期から無観客にしていたので少し意外。他の大学も状況を見て柔軟に対応して欲しかった。甲子園の高校野球を観客制限なしでやっているのにね。
立教が8回裏に4番・柴田颯(4年 札幌第一)のソロホームランで追いつく。しかしクローザーの宮(4年 國學院栃木)が制球に苦しみ3つの四球でランナーをためて長打で3失点。
宮が降板したあとを受けたのは1年生の小畠(智辯学園)。落ち着いて2つのアウトをとった。
前日、日本代表の試合に出場した主将の山田(大阪桐蔭)は9回に代打で出て来てセカンドフライ。
日本製鉄鹿島の捕手、土居は二塁送球1.8から1.9前後の強肩。
2022年8月20日土曜日
ジャイアンツカップで印象に残った選手
参加32チーム中9チーム見た中で印象に残った選手。
(札幌新琴似リトルシニア)
田村颯次郎 加藤大成 鳴海柚莱 高橋隼人
(京葉ボーイズ)
小川秋月 矢口隼太 藤江馳門 井上心太 山下誠健 須貝蒼 関瑛太
(世田谷西リトルシニア)
豊岡那由太 渡邉颯人(U-15)
(東京城南ボーイズ)
佐藤龍月(U-15)
(取手リトルシニア)
坂本慎太郎(U-15) 三ツ井大陸 土田悠翔 藤田一波(U-15) 荒井優聖
(広島北ボーイズ)
樽本陸斗 内海峻太 川端悠大
(フレッシュ佐賀フィールドナイン)
西原維吹 田中昊汰郎 岡部修弥
2022年8月19日金曜日
ジャイアンツカップ準決勝は2試合ともサヨナラゲーム
【NO.87 2022/8/19 フレッシュ佐賀フィールドナイン 3-4× 京葉ボーイズ】
小野路球場 第16回全日本中学野球選手権大会
東京ドーム進出をかけたジャイアンツカップの準決勝は2試合ともサヨナラゲーム。
第1試合。4回裏に5安打集中し4-0と優位に立った取手リトルシニア。U-15日本代表の左腕エース坂本 慎太郎が球数制限で6回裏一死一塁で降板すると流れが変わる。リリーフした同じくU-15日本代表の藤田 一波が4本のヒットを浴びるなどたちまち4-4の同点に追いつかれてしまう。押せ押せの札幌新琴似リトルシニアは7回表に一死二塁のチャンス。ここで3番・田村颯次郎がレフトへヒット。勝ち越しかと思われたが直前にレフトにポジションを変えていた坂本のバックホームで二塁ランナーがタッチアウト。これで流れを再び引き寄せた取手が9番・諏江武尊のセンターへの犠牲フライでサヨナラ勝ち。
第2試合。3-0とフレッシュ佐賀フィールドナインがリードして迎えた6回裏。京葉ボーイズが6番・山下誠健のセンターオーバーのタイムリーツーベースで2-3と追い上げる。7回裏、2本のヒットと申告敬遠で京葉ボーイズが無死満塁のチャンス。3番・矢口隼大のライトへの犠牲フライで同点。送球がそれる間に二走もホームイン。3点をひっくり返し京葉ボーイズが決勝へ。
2022年7月12日火曜日
3年ぶりの「雨上がりの夜空に」
【NO.45 2022/7/10 杉並 1-8(7回コールド) 早大学院】
(スリーボンドスタジアム八王子)
第104回全国高等学校野球選手権大会 西東京大会
西東京大会1回戦一番の注目のカード。
2点差を追いかける最終回。脚を吊りながらの投球の創価のエース杉江の気迫の投球の前に日野は三者凡退。
今年は1回戦からスタンドの応援が行われる。日野の応援曲「雨上がりの夜空に」を3年ぶりに聞いて少ししんみり。
2022年5月30日月曜日
【NO.37 2022/5/28 早稲田大 2-7 慶応義塾大】
【NO.38 2022/5/29 慶応義塾大 5-3 早稲田大】
神宮球場 東京六大学2022春季リーグ戦
弱い方が勝つなんて言われることもある早慶戦だが2試合とも早稲田の完敗だった。
1回戦。早稲田は蛭間(4年 浦和学院)を1番に。1回表その蛭間が先頭打者ホームランを放ち、この奇襲は成功したかに見えたのだが…。直後の1回裏に慶應が4番・萩尾(4年 文徳)の2ランで逆転。1-4で迎えた5回表に早稲田は制球に苦しむ慶應のエース増居のワイルドピッチで1点をとり2-4。追い上げムードになるかと思えわれたが、サード中村の悪送球からピンチを招き古川(4年 広島新庄)のタイムリーで2-5と引き離される。6回からロングリリーフの橋本達(4年 長田)に抑えられ2-7。
2回戦。初回に2個の四球を出すなど制球に苦しむ早稲田の清水(3年 履正社)が3回の押し出しの四球で1点を先制される。清水自らのライトオーバーのタイムリーツーベースで同点に。5回表、慶應は4番・萩尾が5号3ラン。早稲田は7回に島川(3年 済々黌)のタイムリー、蛭間の2号ソロで2点差まで追い上げるが反撃もそこまで。
1回戦は22000人、2回戦は18000人。まだ往時ほどではないものの多くの観客が神宮に詰めかけた。
慶應の森下祐樹(3年 米子東)が2番手で7回から早慶戦初登板。2本のヒットを打たれ1失点するも最速143キロのストレートには力があった。東大戦でリーグ戦デビューを果たし4試合に登板。秋は先発を任されるくらいの存在になって欲しいものだ。
2022年5月23日月曜日
優勝のかかった紫決戦 初戦は引き分け
勝ち点をとった方が優勝という「紫決戦」は明治が9回裏に2点差を追いつき、延長12回引き分け。雨の中、始まった試合は2回の強い降りで中断。終了15:23という長い試合になった。
2022年5月18日水曜日
慶應・森下2番手で好投
【No.34 2022/5/15 明治大 2-0 慶応義塾大】
神宮球場 東京六大学2022春季リーグ戦
慶応義塾大の森下祐樹(3年 米子東)が2番手で登板。第1節のリーグ戦初登板の東大戦以来。2回を被安打1四球1で無失点。前回登板より安定感があった。こういう投球が続けば投手陣の中での序列もどんどん上がっていくはず。
2022年5月8日日曜日
キャプテン斎藤の活躍で法政が先勝
【NO.30 2022/5/7 法政大 3-1 明治大】
神宮球場 東京六大学2022春季リーグ戦
「血の明法戦」は法政のキャプテン齊藤大輝(4年 横浜)の活躍で法政が先勝。
明治は5割打者の宗山塁(2年 広陵)を3番から1番に上げるより攻撃的なオーダー。初回からそれが実る。宗山が法政の先発篠木(2年 木更津総合)からレフト線へツーベース。3番上田希由翔(3年 愛産大三河)のライトへの犠牲フライで先制する。
6回表。明治の先発、蒔田 稔(3年 九州学院)はここまで被安打1。この回も2連続三振。雨が少しづつ強くなっていく。カウント0-1から法政の3番齊藤がレフトへ同点ホームラン。雨の影響により失投か心理的エアポケットか。このホームランで法政は一気に活気づく。
8回表、3番齊藤のタイムリーツーベースで法政が勝ち越し。9回表の海崎(4年 埼玉栄)のタイムリーで3-1とリードを広げる。塙 雄裕(3年 常総学院)、武冨 陸(3年 日大藤沢)の勝ちパターンの継投で逃げ切る。
今季の法政のベンチの雰囲気は六大学最高。スタンドの手拍子の応援も後押しする。
2022年5月2日月曜日
東京六大学第4週覚書
【NO.25 2022/4/30 慶応義塾大 4-5 法政大】
4表 8番・善波(3年 慶應)の満塁の走者一掃のタイムリースリーベースで慶應が4-0と有利に試合を進める。6裏 法政は5番・今泉(3年 中京大中京)の3ランで追いつく。最後は途中出場の内海貴(3年 横浜)のレフトへポトリと落ちるヒットでサヨナラ勝ち。
【No.26 2022/4/30 早稲田大 2-2 東京大】
9裏 6番・阿久津(4年 宇都宮)のソロホームランで東大が土壇場で同点に追いつく。なおもランナー二塁の場面は伊藤樹(1年 仙台育英)がしのいで引き分け。早稲田は5失策でもらったチャンスを生かせず。東大のエース井澤(4年 札幌南)に7三振を奪われる。
【NO.27 2022/5/2 早稲田大 4-0 東京大】
早稲田が加藤(3年 下妻一)の1安打完封勝利で先勝。打線は東大の小刻みな継投に苦しみ、8表に3番・中村将(3年 鳥栖)で先制。9表に1番・熊田(3年 東邦)、2番・中川卓(4年 大阪桐蔭)のタイムリーで突き放す。四回戦は神宮球場がイベント会場になるため5月10日か5月11日に行われる。
2022年4月26日火曜日
東京六大学第3週覚書
【NO.20 2022/4/23 立教大 2-4 慶応義塾大】
荘司(4年 新潟明訓)の2試合連続のホームランで立教が先制するもリリーフ陣の不調で逆転負け。慶應の廣瀬(3年 慶應)が逆転3ラン。
【NO.21 2022/4/23 明治大 5-2 早稲田大】
早稲田は先発・斎藤(3年 佐倉)が粘りの投球を見せるも打線が爆発することなく敗戦。早稲田の2番手中森(2年 明星)は自らのエラーで招いたピンチを2連続三振で切り抜ける。早稲田のルーキー伊藤樹(仙台育英)がリーグ戦初登板。いきなりタイムリーを打たれて失点するもそこから4連続三振。ストレートは140キロ後半。
【No.22 2022/4/24 早稲田大 2-1 明治大】
早稲田は松木(4年 金沢泉丘)、島川(3年 済々黌)をスタメンに器用。最後はレフト松木は決勝の犠牲フライ。9回裏のレフト前ヒットでノーバウンド送球で二走を刺し勝利を呼び込んだ。加藤(3年 下妻一)は完投でリーグ戦初勝利。
【NO.23 2022/4/24 慶応義塾大 3-3 立教大】
慶應は6番・栗林(3年 桐蔭学園)、4番・下山(4年 慶應)がホームラン。立教は6回裏に3番・吉岡(4年 広陵)のスリーベースと3つの四死球で得たチャンスを生かし同点に。立教のクローザー宮(4年 國學院栃木)はこの試合もコントロールが不安定。2連続四球のあと3連続空振り三振。9回は翌日の先発が予想される荘司をつぎ込んで引き分けに。
【NO.24 2022/4/25 明治大 3-2 早稲田大】
明治が3番宗山(2年 広陵)の2ランで先制。早稲田は6番吉納(2年 東邦)のリーグ戦初ホームランで追い上げムード。しかし、明治の2番手村田(3年 春日部共栄)のインコースをどんどん突いてくる投球に1本が出ず。早稲田のルーキー前田健(大阪桐蔭)が代打でリーグ戦デビュー(三振)。
2022年4月17日日曜日
明治のルーキーが瀬はリーグ戦初打席でホームラン
【No.18 2022/4/16 東京大 1-12 明治大】
【No.19 2022/4/16 法政大 1-4 立教大】
神宮球場 東京六大学2022春季リーグ戦
明治のルーキー瀬千皓(1年 天理)がリーグ戦が初打席でホームラン。三遊間の打球をさばいた宗山塁(2年 広陵)が一塁へ文字通り矢のような送球。西山や日置斗とかショートの選手たちも他のポジションに生き残りの場所を探すよなあ。
早稲田戦で快投を見せた法政の篠木(2 木更津総合)は2回裏に投手の荘司(4年 新潟明訓)のホームランから崩れて3失点。三振こそ5つ奪ったものの全体的に不安定な投球で4失点で5回降板。立教の荘司はリーグ戦初勝利。荘司-宮(4年 國學院栃木)とつなぐリレーは立教の必勝パターンになりそう。
2022年4月11日月曜日
六大学開幕
客数上限 15,000人。入場時には検温、手指の消毒に加えて「健康チェックシート表」が義務づけられた。
開幕戦。1回表に東大が3点先制するもその裏3つの失策で2失点。7回まで4-4で進むが8回に慶應が廣瀬(3年 慶應義塾)、宮崎(3年 國學院久我山)のホームランなどで7得点で試合を決めた。 4-11。
早稲田の初戦。法政の篠木(2年 木更津総合)に14個の三振を奪われて黒星スタート。発展途上の早稲田の投手陣。左腕の斎藤(4年 佐倉)が先発、リーグ初登板の中森(2年 明星)、伊藤大(2年 早稲田実)のリレーで自責点3は悪くない出来。打線の奮起を期待する。
新型コロナ感染者は確認されたため早稲田大学応援部は神宮での応援を辞退。法政大学の応援部が校歌、応援歌を演奏する友情応援。
2回戦。早稲田大学応援部が神宮に。早稲田が5番・生沼(3年 早稲田実)のタイムリー内野安打、6番・吉納(2年 東邦)の押し出しで2点先取。なおも満塁のチャンス。7番・野村(3年 山梨学院)のレフト前へふらふらと上がった打球を法政の中津(2年 小松大谷)がダイビングキャッチ。これが落ちていれば…。
5回まで被安打1の好投を見せていた早稲田の先発、加藤(3年 下妻一)がグランド整備直後の6回表に法政1番の宮崎(4年 天理)に被弾。盗塁を阻止しようとした印出(2年 中京大中京)の送球がそれる間に三進を許し、5番・今泉(3年 中京大中京)のボテボテのサードへの内野安打で2-2の同点に追いつかれる。
7回表。マウンドは2番手の中森(2年 明星)。ツーアウト一、三塁のピンチをしのぐかと思われたレフトフライを松木(4 金沢泉丘)が落球。2-3と逆転を許す。
9回表。法政は途中出場の海崎(4 埼玉栄)のレフトへのホームランで4-2とリードを広げる。9回裏、早稲田は先頭の代打島川(3年 済々黌)のリーグ初打席のホームランで1点差まで追い上げる。ツーアウト二塁。2番のキャプテン中川卓(4年 大阪桐蔭)が見逃し三振に倒れゲームセット。
1回戦の斎藤、2回戦の加藤に加えてリリーフ陣はゲームを作った。重量打線が投手を育てることを期待する。
第2試合の慶東戦。8回裏慶應の3番手で米子東の森下が登板。新人戦、明治神宮大会で登板しているがリーグ戦は初登板。1つの四球を与えるが2つの三振を奪う。
【No.14 2022/4/9 東京大 4-11 慶応義塾大】
【NO.15 2022/4/9 早稲田大 1-4 法政大】
【NO.16 2022/4/10 法政大 4-3 早稲田大】
【No.17 2022/4/10 慶応義塾大 16-2 東京大】
2022年3月27日日曜日
かなり厳しい状況にあるとワセダの投手陣。シーズンを直前に控え、少しは整っていたらいいなとかすかに期待していたのだが 。 早稲田の先発は昨秋のフレッシュトーナメント優勝に貢献し今季はエースの活躍が期待される齋藤正貴(3年 佐倉)。制球に苦しみ甘く入ったところことごとく芯でとらえられる。3番羽根龍二(法政大)にレフトへの2ラン、伊藤智也(立教大)にも2ラン、さらにこの春早稲田を卒業する鈴木萌斗にもソロホームラン。まさかの3被弾にスタンドで声を失う。 早稲田は3回表に押し出しと4番蛭間(4年 浦和学院)のタイムリーで3点返す。打ち合いに持ち込むしかないよなと思った矢先に2番手の鹿田泰生(2年 早実)がショート熊田のエラーから招いたピンチをこらえきれず4失点。早くも10失点。7回、8回にも1失点。4-12の大敗。
早稲田の光明はルーキー二人に大学神宮デビュー。前田健伸(大阪桐蔭)は3回に代打で登場しファーストスイングでライト前ヒット。最終回に登板した伊藤樹(仙台育英)は制球に苦しむ2本のヒットを打たれ1失点したが勢いのあるボールも投げ込んでいた。
2022年3月25日金曜日
SUBARU森下、4年ぶりの神宮
【No.005 2022/3/25 東京大 0-7 SUBARU】
神宮球場 社会人対抗戦2022
SUBARUの森下智之君(米子東-明治大)が2018年秋季リーグ以来の神宮でのプレー。背番号は13から8へ。ポジションは去年途中から守っていたセンターから六大学でベストナインを獲ったサードに。打順も2番から3番。
第1打席は四球、第2打席第3打席はセカンドゴロ、第4打席でライト前タイムリーヒット。
2022年3月9日水曜日
3年ぶりの有観客の東京スポニチ大会
【NO.1 2022/3/9 東芝 3-2 ENEOS 神宮球場】
アマチュア野球の年度最初の大会である東京スポニチ大会。昨年、2年ぶりに無観客で開催され今年は3年ぶりに有観客。
神奈川で覇権を争うライバル対決。昨年の都市対抗野球大会 西関東予選ではENEOSが山﨑 錬の劇的なサヨナラ3ランで第二代表の座をつかんでいる。
4回裏、ENEOSがルーキーの7番 丸山 壮史(早稲田大)、9番 村上 貴哉(明治大)のタイムリーで2点を先制する。直後の5回に3連打と犠牲フライですかさず東芝が追いつく。
リリーフ陣の好投でつないで延長戦に。10回表、東芝が1番 長沢 吉貴(日本大)のライトオーバーのタイムリーで3-2とリード。その裏、ENEOS が4番 瀧澤 虎太朗(早稲田大)のツーベースで同点のチャンスを作ると東芝はエース吉村 貢司郎(國學院大)を投入。吉村が後続を抑えて昨年の都市対抗予選の屈辱を晴らした。
1番or3番タイプの瀧澤が4番を打つENEOS打線の迫力不足は否めない。2013年に都市対抗連覇をした「絶対王者」と呼ばれた時期には池辺啓二や山田敏貴のようなスラッガーがいたのだが。今年も野手の補強は好打者タイプの丸山だけ。都市対抗の4番を補強選手でカバーしたチームがなぜ?