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2019年6月15日土曜日

事実上の決勝、ではなかったよね

【No.54 2019/6/13 明治大 3-0 東洋大 神宮球場 第68回全日本大学野球選手権大会 準々決勝】
 東京六大学代表と東都大学代表の対戦。事実上の決勝なんて言うむきもあったが、エースが抑え4番が打った明治の完勝だった。
 明治の先発はこの日のために調整してきた森下(4年 大分商)、東洋は前日に7イニング投げている村上(3 智辯学園)。コントロール、スピード、キレとも本来のものではない村上は初回、明治の4番・北本(4 二松学舎大)に浮いたフォークを打たれ先制を許す。3回にはワイルドピッチで追加点を許し、5回に再び北本にセンターオーバーのタイムリーツーベースで0-3。
 一方の森下は150キロ超のストレートだけでなく、カットボール、ツーシーム、カーブなどをバランスよくちりばめ、奪三振4の打たせてとる投球。108球ですいすいと完封した。6回にノーアウトで連打されたがそこから立て直すのがこの春の成長。去年までならこういうケースで甘く入って失点するケースもあったが、肉体的にも精神的にもスタミナがつき、ピンチを乗り切ることが出来るようになった。キャプテンになったことがプラスに働いている。
 東洋は3点を追いかける最終回にセカンドランナーの佐藤が強引に突っ込んで余裕のホームタッチアウト。佐藤は打っても6回のワンアウト一、二塁でサードファウルフライに打ち取られるなど内野安打1本の4打数1安打。


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