明治が38年ぶりの大学選手権優勝。
この日も「打てない明治」にやきもきする。3回にエラーとボークというややラッキーな形で3点先取。森下(4年 大分商)ならこれで十分だろうと思ったが、相手よりはるかに少ない3安打で勝つのも格好つかないなあ、なんて思っていたら最終回に喜多(4 広陵)のタイムリーツーベースで3点追加し勝負を決める。この春の明治は終盤に得点する粘りがある。
森下は準々決勝と同じように打たせてとるピッチングでこの試合も7安打打たれながらも10個の三振を奪い、3球だけ球数の少ない105球で1失点完投した。
最高殊勲選手賞・最優秀投手賞は当然、森下。4番として勝負強いバッティングを見せた北本(4 二松学舎大)が13打数 7安打 打率.538で首位打者賞。
キレのあるスライダーを武器にロングリリーフで好投した佛教大の左腕、木下 隆也に敢闘賞。酷寒の網走から来てベスト4に進出した東京農業大北海道オホーツクには特別賞。
38年前に1年生だった善波さんが、当時の優勝メンバーの名前をひとりひとり口にした優勝インタビューは、先輩たちへの敬意が感じられ胸が熱くなった。
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