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2018年11月14日水曜日

今年最後の神宮

第四十九回 明治神宮野球大会(神宮球場 )
【No.101 2018/11/14  星稜高 1-2  札幌大谷高 (高校の部 決勝】
【No.102 2018/11/14  立正大  12-1(6回コールド)関西国際大  大学の部 準決勝】
【No.103  2018/11/14 環太平洋大 7-0(8回コールド)近畿大 大学の部 準決勝】
 高校の部・決勝。優勝候補の星稜はエース奥川を先発させず。7回に逆転を許し、なおもピンチの場面でライトに入っていたエースのリリーフ。勝ちにこだわるならもう一歩早いタイミングの交代だったのだろうが、先発した1年生投手荻原に成長の機会を与えたのだろう。もっとも1安打では勝てないが。
 大学の部・準決勝は2試合ともコールド。立正大は関西国際大のつぎ込んでくる投手を次々と攻略。4番・伊藤裕はこの試合では軽打、好打で2安打。
 “スカイハイ”安藤など俊足で粘っこいバッターのそろうIPU。3回に1番・岡田の2点タイムリーで先制し、5回には安藤の2点タイムリーなどで5-0とリード。7回、8回に1点づつとって関西の名門にコールド勝ち。東都代表もこの勢いに飲みこまれてしまうのか。
今日が個人的には「神宮最終日」。外に出てしばらくながめてから帰路についた。

2018年11月13日火曜日

今年もIPUに

【No.100 2018/11/12 環太平洋大 4-2 法政大 神宮球場 第四十九回 明治神宮野球大会】
  立ち上がりから三浦のストレート、変化球に対応するバッティング。六大学屈指の強肩中村でもどんどん走ってくる走塁。上位にも下位にも出すとうるさい走力もあるバッターがそろっている。出塁すればギリギリのリードオフやフェイクのスタートで揺さぶる。
 法政が1点リードしていても突き上げるような焦燥感。爆音の応援に上段まで入った法政の応援席も押され気味。惜しげもなく投手を短いイニングでつないぐリレーに肩すかしをくったような気分。一発打たれてはならない場面での中山への内角攻め、カーブを投げるタイミングでのダブルスチール。かなり研究もされている。六大学にないようなテンポの試合運びに法政はリズムが合わない。結局、最後までかみ合わないままゲームセット。
 去年は慶応、今年は法政。六大学代表は2年続けて敗れた。決してフロックではない。力負けだ。悔しいね。

2018年11月11日日曜日

伊藤裕 しとめる力

【No.96 2018/11/10 星稜高 9-0(7回コールド) 広陵高 神宮球場 第四十九回 明治神宮野球大会】
【No.97 2018/11/10 桐蔭学園高 1-10(7回コールド 筑陽学園高 神宮球場 第四十九回 明治神宮野球大会】
【No.98 2018/11/10 九州共立大 0-2 立正大 神宮球場 第四十九回 明治神宮野球大会】
  星稜と広陵の強豪対決は意外な大差での決着。奥川は140キロ中盤のストレートと多彩な変化球で付け入るスキを与えず5連続から始まった三振は7イニングで11に達した。打線もふた回り目から広陵の左腕・石原を捕まえる。1打席目に振り遅れてたストレートにもタイミングのあっていなかった変化球にも2打席目には各バッターしっかり対応してできていた。
  第2試合は“茂木二世とも言われる森に注目。肩の強さはこちらが上。それがアダとなったのか入れ込み過ぎたのかスローのミス2つとジャックルで3失策。バッテイングも3タコに終わった。内野ゴロの4秒台のタイム。守備、打撃の確度はまだまだ上がるはず。  
 第3試合のドラ2対決は決勝2ランの立正大・伊藤裕に軍配。狙ってしとめる力。