【No.47 2020/8/14 法政大 3-2 明治大 神宮球場】2020春季リーグ戦
4か月遅れの"開幕"。今年初めて神宮球場に行った。15日の早慶戦だけ行こうと思っていたが、ネットでの観戦もそろそろ限界。散歩がてら神宮に行こうと軽い気持ちで出かけた。しかし、「血の明法戦」はそんな気分では観ていられない熱戦になった。
開幕から2連勝の法政。早稲田とのタイブレークのサヨナラ勝ちで意気上がる。対する明治はここまで3連敗。前日の2-11の慶應戦は見ていて悲しくなった。優勝もほぼなくなった状況でどうモチベーションを高めていくのか。
明治は入江(3年 作新学院)、法政は三浦(3年 福岡大大濠)が先発。ここまでリリーフでスタンバイしてきた両校のエースで必勝を期す。
3回表、2番・永廣(4 大阪桐蔭)のライトへのタイムリーで法政が先制。
4回裏、ルーキー西川(履正社)の右中間タイムリーツーベースで追いつく。
8回裏、明治はワンアウトから5番・清水風(4年 常総学院)のライト線ツーベースも後続が倒れて勝ち越せない。清水には代走を送って、前の打席でタイムリーの西川、7番の明新(2年 明大中野)には代打送って勝負をかけてもよかったと思うが、明治のベンチ事情はいかに?
明治の入江は9回を完投、法政は5投手の小刻みな投手リレーでしのいでタイブレークに突入。
10回表、明治は髙橋(3年 小諸商)がマウンドへ。無死一、二塁からのスタート。法政は1番・宮﨑(2年 天理)が送りバント。早稲田戦に続いて法政は継続打順の打者に恵まれている。2番・永廣のショートへの内野安打で2-1。
10回裏、法政のマウンドは山下輝(3年 木更津総合) 。明治の攻撃は2番・陶山(3年 常総学院)のバントがピッチャー正面に転がり三封。ワンアウト一、二塁。ここで明治のキャプテン公家(4年 横浜)が三遊間を破り2-2の同点。
11回表から登板した明治の中山(4年 鳴門)はストレートは130キロ台後半ながら声を上げながらの力投。気迫で二、三塁のピンチをしのぐ。
11回裏、明治は6番・西川が送りバントでワンアウト二、三塁。7番・明新のセンターへ抜けるかというライナーに山下が反応し、ピッチャーゴロに。
12回表、法政は8番・大柿(2年 健大高崎)のバントが決まって二、三塁。海﨑(2年 埼玉栄)の当たりがセンター前に落ちて法政が3-2。海﨑の盗塁で二、三塁。ダメ押しのピンチを明治の中山はほぼストレートだけの投球で抑える。ウイニングショットは「気持ち」。
12回裏、代打からライトに入っていた野尻(2年 木更津総合)が登板。投手は扇谷莉(2年 東邦)が残っていたが、侍ジャパンU-18代表でも投げた野尻に法政ベンチはかける。まだバントの出来そうな野手が残っていた明治だが投手の中山にバントをさせ1-5-3の併殺。ワイルドピッチでツーアウト三塁まで詰め寄るが1番・藤江(4 千葉黎明)が凡退しゲームセット。
まさかの4連敗の明治。最後の東大戦で最下位だけは免れたい。
2020年8月15日土曜日
血の明法戦は総力戦 最後は野手登録の野尻が登板
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