岩手県営球場 夏季岩手大会・準決勝
岩手のビッグ2の対決。昨秋の県大会決勝では盛岡大付が4-3で勝っている。
1回裏、盛岡大付が2番・渡辺翔真(2年 武蔵狭山ボーイズ)の2ランで先制。渡辺は昨秋の決勝でも勝ち越しホームランを放っている。
追いかける花巻東は2回、4回に併殺打。反撃の形を作れない。
5回表、盛岡大付はエース大久保瞬(3年 横浜港北ボーイズ)が登板。140キロ台のストレートが持ち味の本格派のサイドハンド。ワンアウトから花巻東のキャプテン5番・清川(3年)にライト線へのツーベースを打たれる。続くバッターに死球。動揺を見透かすように花巻東はダブルスチールを仕掛けるが、盛岡大付の強肩キャッチャー塚本悠樹(3年 旭中央ボーイズ)が三塁を捨てて二塁で刺す。四球で一、三塁となるもこの試合最速の147キロを記録するなど力のあるストレートのみの勝負でショートゴロに打ち取る。
6、7回大久保に要所をしめられた花巻東は8回表、エラーと四球でノーアウト一、二塁のチャンスをつかむ。高校通算25HRの田村陽大(3年 盛岡姫神リトルシニア)に期待がかかるが4-6-3とこのゲーム3つ目の併殺。
9回裏も花巻東はエラーと内野安打でノーアウト一、二塁。しかし、先制ツーランのレフト渡辺のファインプレーなどもあって後続なし。
ライバル対決は昨秋に続いて盛岡大付に軍配が上がった。
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