六大学も第3週。2カード目ともなるとバッターの好不調がはっきりし、打順やメンバーの入れ替えも出てくる。この日の第2試合の早立戦はともに開幕の4番打者がスタメンから外れた。早稲田の4番・加藤正樹は19打数2安打で打率.105、立教の4番・三井健右は13打数1安打で打率.077。打線の顔であるとは言え、監督も我慢の限界を超えたのだろう。
春季リーグのチーム打率が3割に近い.295だった明治は主力打者が軒並み不調。慶應の2回戦では開幕のスタメンの野手が渡辺佳とキャッチャーの西野しかいないラインナップ。もはや誰がレギュラーか分からない状態。ちょっとヒットが出ればスタメンで使い、ダメならすぐ違う選手を使うという選手起用。出そうな台を探しては換えていくような“パチンコ采配”で迷走し、優勝の可能性がなくなった。もっと開幕のスタメンを信用してもよかった。そういう選手起用になるのも明治の選手層が厚いから。ベンチだけでなく、ベンチ外にも代わりの選手がたくさんいる。
代えたくても代わりのいない慶應が、この試合3三振の嶋田の3ランで勝つのだから皮肉だ。明治なら2打席連続三振の段階で代打を出していたはず。
【No.86 2018/9/23 明治大 7-3 慶應義塾大 神宮球場 東京六大学2018秋季リーグ戦】
【No.87 2018/9/23 早稲田大 3-0 立教大 神宮球場 東京六大学2018秋季リーグ戦】
0 件のコメント:
コメントを投稿