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2016年6月18日土曜日

予想も出来なかった大学選手権

ユーロにプライベートな時間のかなりを費やしているので、大学選手権を振り返るのが遅くなってしまった。
今年は準々決勝から決勝までの5試合を観戦。
大会前に勝手に頭の中でやぐらに線を引いた組み合わせでは、
第1試合 亜細亜大-桐蔭横浜大
第2試合 明治大-?
第3試合 立命館大-?
第4試合 上武大-日本体育大
のはずだった。東都、六大学、首都の代表が地方リーグの挑戦を受けるという構図。
しかしながら予想とまったく違う組み合わせとなり、正直、積極的に観たい気持ちではなかった。
まあ、これはこれで新鮮、と思うことにして神宮へ。
第1試合。亜細亜が完全な力負けで完敗。中京学院大はドラフト上位候補の吉川 尚輝以外にも好選手がいますね。
第2試合。うーん、明治はこのチームに負けたのかあ.....。
第3試合。東海大北海道のバッターが四球のときに打席の両手で丁寧にバットを置いていく姿が印象に残った。バットを投げるとか叩きつける選手も珍しくないのでとても好感を持った。中央学院大の小柄な二遊間(成田-竹村)がファインプレーを連発。
第4試合。好選手のそろう上武が初回に3点をとって、圧倒すると思ったが、2回以降打線が沈黙。9回に逆転を許してしまう。これで目が覚めたのか3連打でサヨナラ。

準決勝。
第1試合。準々決勝のタイブレークでのサヨナラホームランの勢いの残る奈良学園大が試合の主導権を握るが、エース栁川を投入して反撃を絶った中京学院大が逆転勝ち。注目の吉川は奈良学園のエース鈴木の力強い外のストレートに苦しんだ。初回にタイムリーツーベースを打ったストレートは苦し紛れのインコース。他の打席は振り負けている場面が少なくなかった。トップがきちんと作れないのでスイングを弱くなることもある。
第2試合。エース寺沢星耶が初回から打ちこまれた上武大がいいところなく敗退。またも決勝に進出出来なかったが、ベスト4は3季連続。力があるということだ。
決勝。 中京学院大が連投の田辺を中盤までつかまえて5-1とセフティリード。栁川が打たれながらも要所を粘って完投。5-2で中京学院大が初優勝。

【No.43 2016/6/9 中京学院大 5-1 亜細亜大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準々決勝】
【No.44 2016/6/9 奈良学園大 7×-3 関西国際大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準々決勝】
【No.45 2016/6/9 中央学院大 4-1 東海大北海道  神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準々決勝】
【No.46 2016/6/9 上武大 5×-4 東北福祉大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準々決勝】
【No.47 2016/6/11 中京学院大 5-4 奈良学園大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準決勝】
【No.48 2016/6/11 中央学院大 5-1 上武大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・準決勝】
【No.49 2016/6/12 中京学院大 5-2 中央学院大 神宮球場 第65回全日本大学野球選手権記念大会・決勝】