【NO.36 2016/5/14 慶應義塾大 0-1 立教大 神宮球場 2016東京六大学春季リーグ戦】
東京六大学第6週。
打球の行方は追わなかった。スコアに得点の示す「○」を記入し、赤のダイヤモンドで囲む。球数を数えてたし算。意識的に淡々と。勝つかもという瞬間があったので、残念な思いが強かったのだと思う。
明治の柳 (4 横浜) に完璧に抑えられる。5回までパーフェクト。三振も6連続を含む10。「何か記録を作られたら嫌だなあ」と不安がよぎる。その不安を6回の先頭バッター木田 (4 成章) のホームランが一掃。「これでパーフェクトもノーノーも完封もなくなった」。8回、吉見 (3 早稲田実) のレフトオーバーのタイムリーツーベースで2-1とリード。「ひょっとして勝っちゃう」と思ったのも束の間。その裏、2番手の吉野和 (4 日本文理) が四球、ヒット、ヒットで追いつかれる。「ここで小島か....」。
第2試合は立教の田村 (4 報徳学園) が慶應を完封。これまで力投型で出たとこ勝負みたいなピッチングをすることが多かったが、変化球の精度が上がって、ぐっと安定感が増した。
<MEMO>
八木 健太郎(早稲田大) 4秒17 サードゴロ
星 知弥 (明治大) 152km/h 八木空振り三振の5球目
逢澤 峻介(明治大) 3秒84 セカンドゴロ
牛島 将太(明治大)1試合2ホームラン(今季4号 通算5号)
田中 和基(立教大) 3秒84 ショートゴロ
吉野和 | (4 日本文理) |