【NO.98 10/3(土)東京六大学2015秋季リーグ戦 早稲田大 4 - 2 立教大 】
【NO.99 10/3(土)東京六大学2015秋季リーグ戦 慶應義塾大 5 - 1 東京大 】
慶應が1985年阪神タイガースの掛布、岡田 伝説の3連発を思い出させるようなクリーンナップの3連続ホームラン。
まずは3番・横尾俊建(4 日大三)がカウント2-2から柴田叡宙(2 洛星)の130km/hのストレートをレフトスタンド中段に放り込む。ここで東大は3番手川口寛弥(1 長野)をマウンドへ。その初球を4番・谷田成吾(4年 慶應)がライトスタンド中段へ。ドラフト候補2人の連続ホームランで球場の興奮も冷めやらないうちに5番・山口翔大(3 桐光学園)の打球はライトポール際に飛び込むホームラン!! 史上初の快記録。幸運のバットボーイならぬバットガールとなった川﨑彩乃さん(4 駒沢学園女子)も祝福。都市対抗のチームマスコットガールかと間違えそうな愛らしさだが、彼女も投手登録の部員である。
川崎さんの力かどうかはともかくこのホームラン攻勢に伏線があった。
先頭バッターが四球で出たあとの代打・樋口 慈(4 東葛飾)のバントのあとの動作がキャッチャーに対する守備妨害でアウト。このジャッジに対し、慶應の大久保監督が長い抗議。バント空振りのあとの自然な形で体勢が崩れた旨、主張していたように見えたが、ここは中西良太球審のジャッジを支持する。故意かどうかはともかく明らかに捕手の送球を妨げていた。このインターバル。東大の投手、守備陣のリズムを見出し、慶應の選手の気持ちに火がついた。プレー再開直後、山本 泰寛(4 慶應)が初球を叩き、先制タイムリースリーベース。続く梅野魁土(4 福岡大大濠)のヒット性のセカンドライナーには怒りに近い気持ちがこもっていた。そして、3連発。大久保監督はこれを計算していたのだろうか。それとも8回まで0-0の展開にいらだちがああいう形になったのだろうか。
写真は六大学のサイトから拝借。
(MEMO)
<早稲田大-立教大 1回戦>
重信慎之介(早稲田大)7秒56(二塁打)スタンディング
茂木栄五郎(早稲田大)7秒95(二塁打)最後流してのスタンディング
松本 直樹(立教大)1秒91(イニング間セカンド送球)
<慶應義塾大- 東京大 1回戦>
梅野魁土(慶應義塾大)3秒67 バント5ゴロ
3者連続ホームラン(慶應義塾大 横尾俊建、谷田成吾、山口翔大) 史上初
岩見雅紀(慶應義塾大) 6秒38(5フライ)
飯田裕太(東京大)4秒25(6ゴロ)
田口耕蔵 (東京大)リーグ戦初ホームラン 代打 ソロ