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2022年5月30日月曜日

【NO.37 2022/5/28 早稲田大 2-7 慶応義塾大】

【NO.38 2022/5/29 慶応義塾大 5-3 早稲田大】
神宮球場 東京六大学2022春季リーグ戦

 弱い方が勝つなんて言われることもある早慶戦だが2試合とも早稲田の完敗だった。
 1回戦。早稲田は蛭間(4年 浦和学院)を1番に。1回表その蛭間が先頭打者ホームランを放ち、この奇襲は成功したかに見えたのだが…。直後の1回裏に慶應が4番・萩尾(4年 文徳)の2ランで逆転。1-4で迎えた5回表に早稲田は制球に苦しむ慶應のエース増居のワイルドピッチで1点をとり2-4。追い上げムードになるかと思えわれたが、サード中村の悪送球からピンチを招き古川(4年 広島新庄)のタイムリーで2-5と引き離される。6回からロングリリーフの橋本達(4年 長田)に抑えられ2-7。
 2回戦。初回に2個の四球を出すなど制球に苦しむ早稲田の清水(3年 履正社)が3回の押し出しの四球で1点を先制される。清水自らのライトオーバーのタイムリーツーベースで同点に。5回表、慶應は4番・萩尾が5号3ラン。早稲田は7回に島川(3年 済々黌)のタイムリー、蛭間の2号ソロで2点差まで追い上げるが反撃もそこまで。
 1回戦は22000人、2回戦は18000人。まだ往時ほどではないものの多くの観客が神宮に詰めかけた。
 慶應の森下祐樹(3年 米子東)が2番手で7回から早慶戦初登板。2本のヒットを打たれ1失点するも最速143キロのストレートには力があった。東大戦でリーグ戦デビューを果たし4試合に登板。秋は先発を任されるくらいの存在になって欲しいものだ。




2022年5月23日月曜日

優勝のかかった紫決戦 初戦は引き分け

【NO.35 2022/5/21 立教大 3-3 明治大 神宮球場 東京六大学2022春季リーグ戦】
勝ち点をとった方が優勝という「紫決戦」は明治が9回裏に2点差を追いつき、延長12回引き分け。雨の中、始まった試合は2回の強い降りで中断。終了15:23という長い試合になった。
雨の中、観客は10000人。外野から応援席に「復活」した両校の応援が最後まで試合を盛り上げた。お腹に太鼓の音が響く感じは久しぶり。秋には本来の応援の形に戻ったらいいな。

2022年5月18日水曜日

慶應・森下2番手で好投

【No.34 2022/5/15 明治大 2-0 慶応義塾大】
 神宮球場  東京六大学2022春季リーグ戦

 慶応義塾大の森下祐樹(3年 米子東)が2番手で登板。第1節のリーグ戦初登板の東大戦以来。2回を被安打1四球1で無失点。前回登板より安定感があった。こういう投球が続けば投手陣の中での序列もどんどん上がっていくはず。

 

2022年5月8日日曜日

キャプテン斎藤の活躍で法政が先勝

 【NO.30 2022/5/7 法政大 3-1 明治大】

  神宮球場 東京六大学2022春季リーグ戦
 「血の明法戦」は法政のキャプテン齊藤大輝(4年 横浜)の活躍で法政が先勝。
 明治は5割打者の宗山塁(2年 広陵)を3番から1番に上げるより攻撃的なオーダー。初回からそれが実る。宗山が法政の先発篠木(2年 木更津総合)からレフト線へツーベース。3番上田希由翔(3年 愛産大三河)のライトへの犠牲フライで先制する。
 6回表。明治の先発、蒔田 稔(3年 九州学院)はここまで被安打1。この回も2連続三振。雨が少しづつ強くなっていく。カウント0-1から法政の3番齊藤がレフトへ同点ホームラン。雨の影響により失投か心理的エアポケットか。このホームランで法政は一気に活気づく。
 8回表、3番齊藤のタイムリーツーベースで法政が勝ち越し。9回表の海崎(4年 埼玉栄)のタイムリーで3-1とリードを広げる。塙 雄裕(3年 常総学院)、武冨 陸(3年 日大藤沢)の勝ちパターンの継投で逃げ切る。
 今季の法政のベンチの雰囲気は六大学最高。スタンドの手拍子の応援も後押しする。

 


2022年5月2日月曜日

東京六大学第4週覚書

【NO.25 2022/4/30  慶応義塾大 4-5 法政大】
4表 8番・善波(3年 慶應)の満塁の走者一掃のタイムリースリーベースで慶應が4-0と有利に試合を進める。6裏 法政は5番・今泉(3年 中京大中京)の3ランで追いつく。最後は途中出場の内海貴(3年 横浜)のレフトへポトリと落ちるヒットでサヨナラ勝ち。

【No.26 2022/4/30 早稲田大 2-2 東京大】
 9裏 6番・阿久津(4年 宇都宮)のソロホームランで東大が土壇場で同点に追いつく。なおもランナー二塁の場面は伊藤樹(1年 仙台育英)がしのいで引き分け。早稲田は5失策でもらったチャンスを生かせず。東大のエース井澤(4年 札幌南)に7三振を奪われる。

【NO.27 2022/5/2 早稲田大 4-0 東京大】
   早稲田が加藤(3年 下妻一)の1安打完封勝利で先勝。打線は東大の小刻みな継投に苦しみ、8表に3番・中村将(3年 鳥栖)で先制。9表に1番・熊田(3年 東邦)、2番・中川卓(4年 大阪桐蔭)のタイムリーで突き放す。四回戦は神宮球場がイベント会場になるため5月10日か5月11日に行われる。