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2021年3月12日金曜日

東京スポニチは三菱自動車倉敷オーシャンズが優勝

【No.001 2021/3/12 三菱自動車倉敷オーシャンズ (中国)  2-0 明治安田生命】
 大田スタジアム 第75回 JABA東京スポニチ大会

 準決勝で逆転勝利の明治安田生命はその40分後、決勝戦に臨む。先発は準決勝で最後のマウンドにいた三宮舜(慶應義塾大)。2回にツーアウト二塁、三回にノーアウト一、二塁のピンチをしのいで2番手のルーキー石毛力斗(明治大)につなぐ。石毛は7回までの4イニングをヒット1本の完璧なリリーフ。大学の頃よりボールにキレがある。
 0-0で迎えた9回表、オーシャンズの先頭7番・森 祐大(海部高)がレフト前ヒット。9番・沖 成樹(南陽工業高 - MSH医療専門学校)にライトへのタイムリーツーベースで均衡が破れる。2番・平山 大海(鹿児島実)のセカンド内野安打でさらに1点。石毛は8回あたりから球威が落ちていたが、この場面でルーキーより信頼できる投手がいなかったのか?
 9回裏、オーシャンズのマウンドはドラフト候補の廣畑 敦也(玉野光南高 - 帝京大学)。先頭の3番・新城 拓(興南高 - 中央大学)にいきなり3-0となるが、球速を抑えたボールでセカンドゴロに。ツーアウトとなり5番・福岡 高輝(早稲田大)に対すると150キロを2球記録するなどギアチェンジ。福岡にはショート内野安打を許すが、6番・道端 俊輔(早稲田大)はライトフライ。
 三菱自動車倉敷オーシャンズ は昨年の都市対抗で2019年都市対抗のJFE東日本に勝ち、今大会ではその都市対抗で優勝したHondaを下した。強さは本物だ。
 何はともあれ昨年ことごとく中止になったJABAの公式大会が無事に開催されたことを喜びたい。

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