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2022年3月27日日曜日

【No.007 2022/3/26 早稲田大 4-12 明治安田生命】神宮球場 2022社会人対抗戦  
かなり厳しい状況にあるとワセダの投手陣。シーズンを直前に控え、少しは整っていたらいいなとかすかに期待していたのだが 。  早稲田の先発は昨秋のフレッシュトーナメント優勝に貢献し今季はエースの活躍が期待される齋藤正貴(3年 佐倉)。制球に苦しみ甘く入ったところことごとく芯でとらえられる。3番羽根龍二(法政大)にレフトへの2ラン、伊藤智也(立教大)にも2ラン、さらにこの春早稲田を卒業する鈴木萌斗にもソロホームラン。まさかの3被弾にスタンドで声を失う。  早稲田は3回表に押し出しと4番蛭間(4年 浦和学院)のタイムリーで3点返す。打ち合いに持ち込むしかないよなと思った矢先に2番手の鹿田泰生(2年 早実)がショート熊田のエラーから招いたピンチをこらえきれず4失点。早くも10失点。7回、8回にも1失点。4-12の大敗。
 早稲田の光明はルーキー二人に大学神宮デビュー。前田健伸(大阪桐蔭)は3回に代打で登場しファーストスイングでライト前ヒット。最終回に登板した伊藤樹(仙台育英)は制球に苦しむ2本のヒットを打たれ1失点したが勢いのあるボールも投げ込んでいた。


 

2022年3月25日金曜日

SUBARU森下、4年ぶりの神宮

 【No.005 2022/3/25  東京大 0-7 SUBARU】
  神宮球場 社会人対抗戦2022
 SUBARUの森下智之君(米子東-明治大)が2018年秋季リーグ以来の神宮でのプレー。背番号は13から8へ。ポジションは去年途中から守っていたセンターから六大学でベストナインを獲ったサードに。打順も2番から3番。
 第1打席は四球、第2打席第3打席はセカンドゴロ、第4打席でライト前タイムリーヒット。

2022年3月9日水曜日

3年ぶりの有観客の東京スポニチ大会

【NO.1 2022/3/9 東芝 3-2 ENEOS 神宮球場】

  アマチュア野球の年度最初の大会である東京スポニチ大会。昨年、2年ぶりに無観客で開催され今年は3年ぶりに有観客。
 神奈川で覇権を争うライバル対決。昨年の都市対抗野球大会 西関東予選ではENEOSが山﨑 錬の劇的なサヨナラ3ランで第二代表の座をつかんでいる。
 4回裏、ENEOSがルーキーの7番 丸山 壮史(早稲田大)、9番 村上 貴哉(明治大)のタイムリーで2点を先制する。直後の5回に3連打と犠牲フライですかさず東芝が追いつく。

 リリーフ陣の好投でつないで延長戦に。10回表、東芝が1番 長沢 吉貴(日本大)のライトオーバーのタイムリーで3-2とリード。その裏、ENEOS が4番 瀧澤 虎太朗(早稲田大)のツーベースで同点のチャンスを作ると東芝はエース吉村 貢司郎(國學院大)を投入。吉村が後続を抑えて昨年の都市対抗予選の屈辱を晴らした。
  1番or3番タイプの瀧澤が4番を打つENEOS打線の迫力不足は否めない。2013年に都市対抗連覇をした「絶対王者」と呼ばれた時期には池辺啓二や山田敏貴のようなスラッガーがいたのだが。今年も野手の補強は好打者タイプの丸山だけ。都市対抗の4番を補強選手でカバーしたチームがなぜ?