ページ

2017年9月10日日曜日

明治大・斎藤 ペース配分で完封 

【No.89 2017/9/9 明治大 3-0 早稲田大 神宮球場 東京六大学 2017秋季リーグ戦】
 ユニバシアード優勝メンバーを抱える明治。アメリカとの決勝リレーと同様に森下暢仁(2年 大分商)が先発の柱、齊藤大将(4年 桐蔭学園)は抑えの切り札としてフルスタンバイという形にすると思っていたので、「先発・齊藤」にはちょっとぴっくり。 
 初回からマックスに近い140キロ台半ばから後半のストレートを投げこんで息切れというのが春季リーグで先発で崩れる齊藤のパターン。だが、この試合はうまいペース配分で鬼門の中盤を乗り切り、リーグ戦初完封をなしとげた。
 天下の宝刀スライダーはもちろん、スピードをやや抑えて両サイドへきっちりコントロールされた140キロ台前半のストレートにもキレがあった。左バッターのインコースのストレートはスライダーをより有効にした。
 早稲田は2メートル左腕、今西拓弥(1年 広陵)がリーグ戦デビュー。打者1人に対し、サードゴロ。ストレートの最速は138キロ。